ギフチョウ

 Luehdorfia japonica

絶滅危惧II類 (環境省レッドリスト)

本州に分布。低山地~山地までの落葉広葉樹林に主に分布するが、植林地などにも見られる。年1回、4月頃(低山地)に見られることから「春の女神」と呼ばれる。各種開発、植林、管理放棄などによって減少。特に里山地域では、手入れが行われなくなると環境が悪化し減少してしまうため、各地で環境を保全する活動が行われている。

保全状況

長野県:「飯田昆虫友の会」、三重重県:「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」、兵庫県加古川市:「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」ほか各地で保全活動が実施されている。また、各地で天然記念物に指定されている。 


生息地の落葉広葉樹林


ヒメカンアオイ


ミヤコアオイ