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僕らが死体をひろうわけ 名前:坂東武子 2002年07月12日05時38分

盛口満著
どうぶつ社
1500円
著者は”自由の森学園”の先生。先生のオタクぶりに生き物の好きな生徒がしっかりハマってしまいます。
生き物の見方がちょっと変わりました。


ニンジンから宇宙へ 名前:坂東武子 2002年07月12日05時13分

ニンジンから宇宙へ
赤峰勝人著
お百姓さんか著者で、彼が完全無農薬有機栽培ができるようになるのに20年かかったんですが、そこに行きつくまでの苦悩と喜びそしてそのことの大切さを書いたもの。はじめはただおいしい野菜が作りたかったただそれだけでした。


メス化する自然 名前:坂東武子 2002年07月12日05時05分

メス化する自然
デボラ・キャドバリ−著
環境ホルモン汚染の恐怖を色々な研究結果から訴えたもの


新刊:ファイトテルマータ 名前:藤井 恒  99年12月04日03時51分

海游舎から、「ファイトテルマータ」という新刊書が出ましたので
ご紹介します。

ファイトテルマータとは、植物上に保持される小さな水たまりのことで、
この本ではファイトテルマータとその生物群集を紹介しています。
ウツボカズラのつぼの中のほんの小さな水たまりは、蚊のボウフラや
ヌカカやユスリカの幼虫などさまざまな生物が暮らしていますし、
竹の切り株や樹洞、葉腋、花などの水たまりにでも生物たちの競争や棲み分け、
捕食や助け合いなどが繰り広げられています。
日本ではあまりなじみのないテーマを扱っていますが、生物群集や生物の多様性、
自然保護などを考える上で非常に興味深い内容がいっぱいの本です。

おすすめ度: ★★★★★

ファイトテルマータ:生物多様性を支える小さなすみ場所
茂木 幹義 著
A5判、213pp. 1999年12月10日発行、海游舎、東京。
ISBN4-905930-32-4
定価(本体2400円+税)

一般書店でお買い求めになれます。
お問い合わせ先: 〒151-0061
         東京都渋谷区初台1-23-6-110
           (株)海游舎
          TEL 03-3375-8567 FAX 03-3375-0922

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目 次

1 隠れた水たまり―序にかえて  9

2 「隠れた水たまり」の登場  12
生物群集と生態学  12
博物学の時代  12
陸水学から生まれたファイトテルマータ  13
熱帯のファイトテルマータ  14
ファイトテルマータの生物群集  15
研究の広がり  16
ファイトテルマータと応用科学  17
多様性への驚き  18

3 さまざまなファイトテルマータ  20
植物界での分布  20
ファイトテルマータの分類  22
生きた植物が液を分泌し1世代のみ利用可能  23
生きた植物が液を分泌し繰り返し利用可能  23
生きた植物にたまった雨水で1世代のみ利用可能  24
生きた植物にたまった雨水で繰り返し利用可能  27
死んだ植物にたまった雨水で繰り返し利用可能  31
地理的分布  34
樹上の湿地  35

4 ファイトテルマータの住人  36
さまざまな住人  36
不十分な調査  36
スペシャリストと両刀遣いと間借り人と万屋  39
ハエ目  40
蚊 ― 多様な生活  41
オオカ ― ボウフラを食べるボウフラ  42
ヌカカ ― 網戸を通過する  43
ガガンボ ― 大きいが恐くない  45
ユスリカ ― どこにでもいる  45
チョウバエ ― 蝶とは名ばかり  45
ライトトラップ  46
ノミバエ ― よい名前が欲しい  47
ハナアブ ― 親とあわない子のイメージ  48
マルハナノミ ― ハエでもノミでもない  48
飛ばない住人 ― 分散の謎  49
デトリタス食者の食物は何か  51
新しい群集 ― 人為による変化  53
変化する群集 ― ハエ王国はいつから?  54

5 竹の切り株 ― すみ分けて共存  55
日本は竹の国  55
竹林に入る  55
切り株から採集  56
切り株の住人  57
食物連鎖の基は竹ジュース  58
若い竹が切られると  59
年寄り竹が切られると  60
すみ分ける過程  60
お古の切り株では  62
ヒトスジシマカとキンパラナガハシカ  62
世代が重ならない場合  64
世代が重なった場合  65
浅い切り株と深い切り株  66
大きな切り株と小さな切り株  68
飢えにも毒にも強いスーパー・ボウフラ?  68
冬が決め手?  69
ウサギとカメの共存 ― 均質化は生物の大敵  70
熱帯では  70

6 樹洞 ― 繰り返し利用はなぜ可能か?  72
たらい型とくりぬき型  72
樹洞の観察  72
樹洞の寿命  74
少ない餌  75
蓄積する毒物  76
ステム・フローは大量  77
恵みのステム・フロー  78
ステム・フローが入る樹洞と入らない樹洞  79
安定な樹洞と不安定な樹洞  79
乾燥の利点  80
ステム・フローの影響も複雑  81
高い樹洞と低い樹洞  82
捕食者と同居する法  83
捕食者と捕食者 ― 先取効果  84
集団効果 ― もう一つの捕食者対策  85
ボウフラも病気になる  85
ボウフラキンの生活環  86
病原体に変身する原虫  87
水たまりは厳しい世界  88
餌と毒によるファイトテルマータの位置づけ  89
アメリカ人は蚊が好き?  90

7 竹の中 ― 隠れて生きられるか?  92
生きた竹の中  92
竹に穴をあける動物  92
節内の水は竹から  93
ヤンバルギンモンカ  94
虫に代わって穴をあける  94
節内の生物と食物連鎖  96
水上群集  97
水たまりをなくしてしまうアリ  98
ペルーの竹節 ― キリギリスとイトトンボ  99
どうして入るのか  99
隠れては生きられない  102
本当の「秘中の秘」?  102

8 タロイモの葉腋 ― 同居者は偶然で決まる?  105
タロイモ,サトイモ,クワズイモ  105
一つの葉は1回だけ利用  105
葉腋の水たまりから採集  106
葉腋の動物  107
少ない餌  108
大きな葉と小さな葉,若い葉と年とった葉  109
クワズイモの島  111
群落の種数  112
葉の上の水たまり  114
地域の種数  115

9 ショウガの花 ― すみ場所が生物を変える  117
ショウガは有用  117
ショウガの花  117
インドシナ半島のショウガの花  118
花の住人と食物連鎖  118
水の外にも住人  120
ボウフラの行動  120
はうボウフラと花  121
セラムのショウガ  122
アカリントラム  123
はうボウフラのすむ落果と葉腋  125
共通項は餌の豊富さ  125
もう一つの共通項?  126

10 ウツボカズラ(その1)― 捕食による共存  128
蜜で誘う落とし穴  128
分布の中心は熱帯アジア  129
つぼにすむ  131
多様な住人  132
すみ分けは不完全  132
偶然によるすみ分け  134
数が少なければ共存できる  136
気候と天敵  136
捕食性の蚊 ― かみつき型  137
ケヨソイカ ― 触角で捕獲  137
ハナアブ ― 巻き付き型  138
クロバエとニクバエ ― 遺体も食べる?  138
トゲアシイエバエ ― 引っかけ型  139
タマバエ ― 毒殺型  139
クモ ― 水上も危険  140
ツノキノコバエ ― クモも顔負けの網  141
アリ ― つるに寄生して潜水する捕食者  142
アリ ― 水生動物を全滅させる作戦  142
オタマジャクシ ― 捕食者ではない?  142
捕食者の共存  143
捕食者と同居する法 ― その2  144
選択的捕食  145
捕食による餌動物の共存  146
テナックスナガハシカ  147

11 ウツボカズラ(その2)― 群集形成史  148
ウツボカズラはボルネオ起源?  148
それともゴンドワナ起源?  149
フクロユキノシタは遠い親類?  150
ウツボカズラはやせ地の植物  151
マダガスカルとアジアの結びつき  152
遅れている動物調査  153
動物多様性の地理的分布  153
マダガスカルの蚊  154
マダガスカルのウツボカズラはチビカ王国  155
ダニが謎を解く?  156
ナガハシカはオーストラリアから?  157
ヤブカ対ナガハシカ  158
再会は2千万年前?  159

12 サラセニア ― 共生それとも搾取?  161
植物は利用されるだけか  161
北米の食虫植物サラセニア  162
サラセニアはどれだけ虫を食べるか?  163
宿借りはサラセニアの栄養摂取を助ける  164
酸素と二酸化炭素の交換  165
サラセニアの窒素源  166
相利共生ではない?  166

13 ファイトテルマータ研究のこれから  168
求められるアイデア  168
偏った研究  168
微生物の個性  169
助け合いはあるか?  172
間接効果  173
ファイトテルマータの蚊対策  176
モデルによる一般化  177

14 生物多様性を支える小さなすみ場所  179
どこにもある小さなすみ場所  179
大きなすみ場所は小さなすみ場所の集まり  180
多目的空間としての小さなすみ場所  181
人間にはわからないすみ場所の利用価値  182
生物がつくる小さなすみ場所  184
小さなすみ場所の型  185
生物多様性はなぜ必要か  187
人間をつくった多様性  187
多様性へのあこがれ  188
地球も小さなすみ場所  190

15 青い地球  191

あとがき  193
引用文献  195
生物名索引(分類順)  202
生物名索引(五十音順)  211


『昆虫類の多様性保護のための重要地域 第1集』 名前:藤井 恒  99年01月28日13時15分

日本昆虫学会自然保護委員会編纂  『昆虫類の多様性保護のための重要地域 第1集』
が来春発売となります。

日本各地の昆虫研究者が,保護の必要な地域を50か所選びだし,
その「概要・選定理由・保護のありかた・取扱・関連文献」をまとめました。
予約販売に限りますので,ご希望の方は下記の方法にて,お申し込みください。

タイトル:    日本昆虫学会自然保護委員会 編 『昆虫類の多様性保護のための重要地域 第1集』
価  格:    2 000円(送料込)
予定規格:   A4版,約110ページ
発行予定日:  1999年3月3日

◆◆ 申込方法 ◆◆
 郵便振替(個人)・銀行振込(公費のみ)にて,送付先住所・氏名を記入の上,2 000円を振り込んでください。

 ●個人で購入の場合
        郵便振替  小樽02740-7-26468
        加入者名 自然保護委員会刊行会 宛

 ●公費で購入の場合
        銀行振込 北海道銀行 札幌駅北口支店 普通口座152-0823293
               自然保護委員会刊行会 代表者:大原昌宏 宛

予約締切: 1999年3月31日

問い合わせ先:北海道大学農学部昆虫体系学教室 大原 昌宏
          〒060-8589 札幌市北区北9条西9丁目
            TEL:011-706-2424  FAX:011-706-4939
            E-MAIL:ohara@res.agr.hokudai.ac.jp

なお,予約の受け付けは『振込』に限らせていただきます。
電話・ファックス・郵便・電子メールでの予約は受け付けませんので,ご注意ください。


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