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原発と活断層。。。
Posted on 12 月 20th, 2012 No comments敦賀原発に続いて、
東通原発の敷地内にも活断層がある可能性がある
という見解を原子力規制委員会の専門家調査団が示したことが報道されている。
万一、原発事故が起こった時の影響を考えれば、
疑わしきは、罰する
のが正しい対応だと思うのに、敦賀原発の方の報道があった時に
疑わしきは、罰せず
で対応すべきだと言っていた関係者がいたのには、呆れた口がふさがらなかった。
敦賀原発の直下ではなくても、
その近くに活断層があるのは分かっていたのに
原発を作ったこと自体、私には理解できない
し、活断層が見つかっていないところでも、地震は起こる可能性があるわけだから、
基本的に、日本には原発は作るべきではない
と思う。下北半島の東側の海底を通る
大陸棚外縁断層
についても影響を調査することになるようだが、当然だろう。
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節電と環境問題・・・
Posted on 8 月 15th, 2011 No comments関西電力の堺の火力発電所が故障して、電力不足に陥りそうな状態になったそうです。
今日は雨が降っているし、お盆休みなので大丈夫ですが、
お盆休みが終わると危ないかもしれない
ということです。
関西電力はもともと原子力発電の依存度が50%以上だったので、
原発の運転ができなくなると、真っ先に電力不足になる
のは予想されたことですが、
どこの電力会社も必要以上に発電していないので、主要な発電所が止まると、同じような問題が起こるハズです。
原発は使わなくて済めばそれに越したことはない
のは明らかだと思いますが、当面は火力発電で補う・・・というのもちょっと考えものです。。。
ところで、私たちは
節電するとCO2排出量を減らすことができる
と思っていますが、冷静に考えてみると、
発電によるCO2排出量は、電力会社の発電量で決まる
ので、みんなで節電することによって、
電力会社の発電量を減らさないとCO2排出量は減らない
ということになります。
東日本大震災の後、CO2排出量の削減問題はあまり話題にならなくなっていますが、
このままでいいんだろうか・・・
とちょっと考えてしまいました (T_T)
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北海道電力 泊原発 で続く不審火
Posted on 7 月 24th, 2007 No comments報道によれば、北海道電力泊村で建設中の泊原発3号機で
24日午後、不審火があったが、すぎに消化され、放射漏れなどはなかったという。
泊原発でのぼやは今月に入って4件も起こっているため。対策を取るまでの間、
建設工事は中断されるということだが、とても気になるニュースだ。
建設中の泊発電所3号機における火災について(北海道電力) -
金沢地裁が 北陸電力 志賀原発2号機の運転差し止めを認める 判決!
Posted on 3 月 24th, 2006 No comments石川県能登半島にある志賀町の北陸電力志賀原発2号機の運転差し止めを
求めた訴訟で、金沢地裁の井戸謙一裁判長が住民の請求を認め、
運転差し止めを命じる判決を出した。
付近を走る邑知潟断層帯で想定される最大M.7.6の地震が起こることを考慮していないので、
原告住民らが被曝する可能性があるということなどから、運転差し止めを認めたそうだが、
これは画期的な判決だ。
北陸電力側は控訴するそうだから、高裁で逆転判決が出る可能性もあるが、
原発が造られている多くの場所では、大地震が起こる可能性を排除できないし、
海岸線に建設されている場所では、津波の被害も想定しなければならないハズだから、
安全基準の大幅な見直しは不可欠である。
今の日本で原子力発電を急に止めるわけにはいかないが、
将来を見据えて、より安全なエネルギーの確保ができるよう、
電力会社や政府は熟考すべきではないだろうか。
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