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  • 冬の山をなめるな

    Posted on 2 月 4th, 2008 藤井 恒 1 comment

    このところ、冬山やスキー場での遭難や雪崩による事故が頻発している。
    長野県栂池高原スキー場では、愛知大学のスキー実習中に
    立ち入り禁止区域に入った先生と学生が雪崩に巻き込まれ、
    うち2人の学生が亡くなるという事故が起こった。
    引率していた非常勤講師の会見をテレビニュースで見たが、
    立ち入り禁止のロープを2回も無視して林間コースに入り、
    雪崩に巻き込まれてしまったという説明は、
    まったく考えられないことで、呆れてものも言えない。
    危険だから立ち入り禁止になっているわけで、
    いい年をした先生が、それを無視して学生を連れて入るなど、
    言語道断だ。今後、刑事責任も問われるだろうし、
    損害賠償を求める民事訴訟が起こるのは必至だろう。
    一方、広島県の恐羅漢山では、スキー場の臨時職員2人を含む
    男性7名がスノーボードをすると言って山に登ったまま、
    行方不明になっている。ここは、私が中学まで育った旧吉和村
    (現廿日市市吉和)に隣接するところで、比較的雪が多い地域だ。
    冬山の遭難事故も稀に起こってはいるが、7名もの人が一度に
    遭難した例はなかったと思う。
    スノーボードのベテランだと報道していたが、
    日帰りのつもりで十分な装備をしていたわけではないようなので、
    道に迷ったり、雪崩に遭って動けなくなってしまったのだとすると、
    かなり危険な状況に陥っている可能性が高いように思う。
    気象条件が良いときの冬山は見通しもよく、
    スキーをしたり、景色を眺めたりするととても気持ちがよいが、
    ひとたび天候が悪化して、吹雪になったりガスがかかってしまうと、
    周囲が白一色になって、方向感覚がまったくなくなってしまう。
    こんな時、下手にスキーやスノボで滑り降りると、とんでもないところに
    迷い込んでしまうことなる。
    そうなる前に下山することはもちろん、天候が悪化しそうな時は、
    山には入らない勇気を持ちたいものだ。

     

    One response to “冬の山をなめるな”

    1. 恐羅漢山で行方不明になっていた7人は
      全員無事に下山した。
      広島県側に下りるつもりが、反対の旧匹見町側に
      下りてしまったが、運良く、国道488号近くに廃屋が
      あり、そこで天候の回復をじっとまっていたのだという。
      廃屋がなかったら、本当に危険な状態になっていた
      だろうから、本当に運がよかったとしか言いようがない。
      しかし、全員無事で本当に良かった。

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