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新宿御苑企画展写真ギャラリー 2017

ミヤマカラスアゲハとアサギマダラ   
             撮影:佐藤伸一  

アサギマダラの多い高原で、マルバダケブキの黄色い花にミヤマカラスアゲハ♀が吸蜜していた。アサギマダラも同じ花で吸蜜していたので、両種が写り込み、珍しい組み合わせの写真となった。
撮影場所:群馬県 8月

月桃に飛来したオオシロモンセセリ   
             撮影:岩崎ひとみ  

石垣島市街地に近い畑地。周囲の小道沿いの月桃は今が花盛り。何頭かのオオシロモンセセリが吸蜜に夢中でした。
撮影場所:沖縄県 7月

シモツケにくるコヒョウモンモドキ   
          撮影:中村実生雄

ひとけの少ない小高い丘にコヒョウモンモドキを見に行った。最初に1、2匹、やがて数匹、姿を見せてくれたコヒョウモンモドキはどれも新鮮に見えた。まだ蕾のシモツケにとまってしばしポーズをとってくれた。
撮影場所:長野県 7月

入笠山のクジャクチョウ   撮影:野口雄右

マツムシソウの花の蜜をすうクジャクチョウ。羽を閉じていると黒褐色で地味ですが、開いた途端、鮮やかな赤褐色と4つの目玉模様。この目玉模様は鳥類などの天敵から身を守る効果。又は目玉模様がクジャクの飾り羽を思わせるのでクジャクチョウと呼ばれています。
撮影場所:長野県 9月

秋の花壇にツマグロヒョウモン♂   
          撮影:佐藤 伶

「チョウ、いるかな?」「お花の咲いているところにならいるかもね。」と話しながら、公園をばぁばと歩いていたら、お花がいっぱいの花壇で見つけました。
撮影場所:千葉県 10月

ミヤマハタザオに咲くオレンジの大輪   
          撮影:立岩幸雄

吸蜜のためミヤマハタザオにやってきたクモマツマキチョウ。連続で撮影したところユーモラスな角度で写ってくれました。
撮影場所:長野県 6月

ウラナミシジミ   撮影:倉澤アンネ

勢いよく、たくましく飛び回る。ミゾソバの花に止まると、そっとおとなしく、穏やかになる。「美しい羽を広げて」との願いに応えてくれない。秋を伝えるウラナミシジミ。
撮影場所:東京都 10月

初めて出合ったアサギマダラ   撮影:麻生順子

庭にフジバカマ(栽培種)を植えて約20年。この写真は6年前、チョウに関心を持つようになってから撮影したものです。それ以前は関心がなかったので気付かず残念!2度目の飛来は昨年でした。
撮影場所:茨城県 10月

クジャクチョウ   撮影:後藤 仁

北海道の幸福駅を訪れた時、線路沿いの花壇でクジャクチョウを発見  旧国鉄広尾線時代に走っていたディーゼル車を背景に「撮り鉄」風に撮影してみました。
撮影場所:北海道 8月

庭のヒメアカタテハ   撮影:井上晴子

雨が上がった朝、3年ぶりに庭でヒメアカタテハに会えました。サンジャクバーべナの花には、水玉がいっぱい。熱中症の予防はバッチリです。このあと元気に飛んでいきました。
撮影場所:神奈川県 8月

ミヤマカラスアゲハがつるむらさきの葉にとまる 
          撮影:片岡喜志子

孵化したばかりの幼虫を知人から頂きキハダとカラスザンショウの葉で育て約2週間で蛹となりその後12日で美しい雄が羽化し感動しました。
撮影場所:東京都 9月

小下沢のウスバシロチョウ   撮影:瀧井咲自

春の蝶の観察会への2回目の参加となりました。皆さんにウスバシロチョウがいることを教えて頂き、撮影に成功。今までに撮影した写真の中で一番綺麗に撮れたと思います。
撮影場所:東京都 5月

ハルジオンとアオスジアゲハ  撮影:坂本勝彦

春うらら、花の蜜を求めて飛び回るアオスジアゲハを何とか写真に収める事が出来ました。
撮影場所:神奈川県 5月

ショウジョウバカマで吸蜜するヒメギフチョウ♀  
           撮影:三輪成雄

スギ木立ちの林床にひっそりと咲くショウジョウバカマの花を訪れたヒメギフチョウ♀。産卵の合間に栄養補給すべく、じっくりと吸蜜した。定番であるカタクリの花での吸蜜シーンとは異なる趣がある。
撮影場所:長野県 5月

クロアゲハ  撮影:猪越俊久

久し振りに訪れた八重山、本州で見るクロアゲハと同じとは思えない派手な赤斑列を持つ個体に感激しました。
撮影場所:沖縄県 3月

イシガケチョウの集団吸水   撮影:宮下俊之

最近掘削されたと思われる山原の切通しで集団吸水を見つけた。驚いて一斉に飛び立つと、あたり一面紙吹雪が舞うようだった。
撮影場所:沖縄県 5月

アカエリトリバネアゲハの集団吸水 撮影:鈴木英夫

アカエリトリバネアゲハの集団吸水を一度見てみたいと思い、現地に行ってみました。幸い河原には観光客、カメラマンは誰もいなかったのですが、側で孫が温泉につかっていました。
撮影場所:マレーシア 2月

ジョウザンミドリシジミの巴飛行崩れの集団7頭  
             撮影:田島茂

7月の晴れた日の午前中、森の中でゼフィルス(ジョウザンミドリシジミ)の撮影。時間と共に集まる数が増え2頭の卍飛行が崩れ、7頭の集団となって飛び回っていた。
撮影場所:群馬県 7月 

ベニシジミ(赤)・ギンイチモンジセセリ(白)
モンキチョウ(黄) 仲良く吸蜜  撮影:坪内美加 

ギンイチモンジセセリに会いたくて春の川原を歩いていたら、モンキチョウとのツーショット吸蜜シーンに遭遇し、ひたすらシャッターを切り続けていたら、なんと、ベニシジミもフレームに入ってくれました。
撮影場所:東京都 4月

ミヤマカラスアゲハの来る都市河川 撮影:雛倉正人

ここは、町田市内といえども、先はほとんど高尾山、住宅地に近い小川の水辺で、入れ替わり立ち替わり吸水に訪れるアゲハ類に出会いました。クロアゲハ・カラスアゲハに加えてミヤマカラス(手前)がいることは、丘陵地から山地の昆虫相にそろそろ近づく場所であることを示しています。
撮影場所:東京都 4月

ヒメシロチョウの集団吸水  撮影:村上奏太

長野県のスキー場でたくさんのヒメシロチョウが集団吸水をしていました。今まで集団吸水を見た事はありましたがこれだけの数がしているのを見るの初めてでした。このチャンスをのがしてはいけないと必死でシャッターを押しました。
撮影場所:長野県 9月

クサフジの花に集まるヒメシジミ   
          撮影:成澤和昭

そんなに広くない場所にクサフジの花がたった2つ咲いていて、そこにヒメシジミのオスとメスが集まってきました。動画で撮影した映像の1コマです。
撮影場所:長野県 7月

オオムラサキの吸汁集団に割り込んできた 
オオスズメバチ   撮影:田中和良

クヌギの樹液にオオムラサキが集まっていた。そこにオオスズメバチが強引に割り込んでくると、オオムラサキはあわてて翅を開いて逃げだした。
撮影場所:長野県 9月中旬

アカシジミの大量発生   撮影:高畑悟郎

百羽位のアカシジミが、林道脇の崖に生えている草や木の葉に、止まっていた。
撮影場所:青森県 6月

カルミモンシロチョウの集団吸水  撮影:塩 昭夫

カルミモンシロチョウは、八重山諸島でも迷蝶としての記録はあるが珍蝶。台湾で撮影チャンスに恵まれた。20頭ほどの集団だったが、近づくと舞い上がって散ってしまう。
撮影場所:台湾 5月

アサギマダラの集団ミネラル補給 撮影:林 清弘

湯の丸高原近くの林道脇の岩場で、ミネラルを補給し南下に備えエネルギーを蓄えているアサギマダラ達。みんな元気で飛んでけよ!南の人たちによろしく!
撮影場所:群馬県 8月

乱舞するアサギマダラ    撮影:佐伯元行

「旅をするチョウ」として有名なアサギマダラ。春の北上途中に、オスの成熟に必要な物質を出すスナビキソウがたくさんある大分県の姫島に集まる。この日も800匹程のアサギマダラが、海岸のスナビキソウ群落に集結していた。
撮影場所:大分県 5月

キマダラモドキ   撮影:岩崎慎之助

広々としたススキの原に点在する疎林。ジャノメチョウとキマダラモドキ達が頭を突き合わせて、何やら談合?しておりました。
撮影場所:山形県 8月

ヒメシロチョウの集団吸水   撮影:春山裕史

山梨県富士山麓の湿った道に付いた鹿の足跡。1頭のヒメシロチョウが吸水しているところに出会いました。しばらく眺めていると、どんどん集まってきました。
撮影場所:山梨県 8月

フタスジチョウの産卵 撮影:佐々木幹夫

フタスジチョウは、通常食草シモツケの葉上に産卵する。葉上産卵シーン撮影に成功した後、暫く観察していると、母蝶は何とシモツケの真紅の蕾に卵を産み付けた。その後の経過観察で、初齢幼虫は蕾も食うことが判明した。
撮影場所:山梨県 7月

都内公園でのホシミスジの羽化 撮影:河内伸浩

都内一部で見られるようになったホシミスジの羽化の一部始終を、野外で観察することができました。本来、都区内には分布しない蝶ですが、羽化のシーンはやはり感動します。
撮影場所:東京都 5月

卵殻を食べるヒカゲチョウの孵化直後幼虫  
               撮影:高澤晋介

アズマネザサの葉上で、孵化したてのヒカゲチョウの幼虫。最初に食べるのは、自分が入っていた卵の殻。母蝶が産んだ卵は、ゆりかごから、最初の御馳走になるのです。
撮影場所:埼玉県 9月

ムモンアカシジミの羽化 撮影:黒田亜富

「何故、アリたちはムモンアカシジミを襲わないのだろう?」「ムモンアカシジミが胸部につけているモシャモシャは何の役にたっているのだろう?」謎です。
撮影場所:福島県 7月

カラスシジミ幼虫爆食   撮影:西嶋信夫

飼育4齢幼虫を観察していると食草ハルニレをものすごい勢いで食べているのに圧倒されました。大食漢の食痕がまるで雲のような形になり大変面白い光景となりました。
撮影場所:埼玉県 4月

ベニモンカラスシジミの飛翔 撮影:左合 直

初頭の少し上でテリを張っていたので、脚立に立ちNIKON1V3の「パスト連写」で狙った飛翔写真。午前中の明るい順光、頻回のスクランブル、鮮度、など幸運な条件が揃って、思い描いたような「ベニモン」を捉えることができた。
撮影場所:長野県 5月

ヒサマツミドリシジミの輝き   撮影:徳永威久

渓谷上流部で、ミドリシジミが下草に降りてくるのを見つけた。しかし、よく見ると羽化直後のヒサマツミドリシジミ!私には初めての機会だったが、暫く開翅状態を続けてくれたので、落ち着いて撮ることができた。
撮影場所:静岡県 6月

富士に舞う       撮影:鶴藤俊和

6月の晴れた日に富士山の見える草原でウスバシロチョウを撮影するのが最近では恒例となっています。いろいろな蝶が発生する時期で行きたいところも多数あるのですが、年に1回は富士山や山中湖を前にウスバシロチョウを追いかけないと気が済まなくなってしまいました。
撮影場所:山梨県 6月

砂浜で吸水するキアゲハ   撮影:和田信行

夏に会津の猪苗代湖に行きました。砂浜で対岸に見える磐梯山を写真に撮っていた時に目の前でキアゲハが吸水していたので逃げられないようにそっと近づきシャッターを押しました。
撮影場所:福島県 8月

山頂のアサギマダラ 撮影:益永 葉

宮崎県にある標高1100メートルほどの山頂の8月。アゲハ、タテハ、シジミなどの多くのチョウたちが集まってきます。アサギマダラもその優美な姿で、山麓から山頂はるか高くまでを滑空するように沢山飛び交っていましたが、一頭に狙いを定めて撮影しました。
撮影場所:宮崎県 8月

突然の出会い ヒサマツミドリシジミの開翅 
              撮影:市川一仁

この日はヒサマツミドリシジミの雄の開翅を目的に出かけたが、午後これからという時に雲が出てきてしまった。諦めて帰ろうかと思った時、突然目の前に現れ、開翅したのは雌のヒサマツミドリシジミ。こんなシーンにはもう二度と巡り合えないことでしょう。
撮影場所:富山県 6月

秋の夕暮れに恋を語るウラナミシジミ
           撮影:吉野喜美子

南方から発生を繰り返して北を目指すウラナミシジミ、ここで生まれた子たちは、まだ北へと旅を続けるのでしょうか?
撮影場所:東京都 9月

熟れたカキに飛来したキタテハ   撮影:立川周二

秋もたけなわ、柿の木には熟れた実が残っています。甘い汁を戴きに、いろいろな昆虫が集まります。その中にキタテハも仲間入り、冬越しの栄養確保です。
撮影場所:神奈川県 10月

ツマキチョウつがい「この指とまれ」撮影:神谷孝信

快晴の小石川植物園にて、ツマキチョウのつがいを指に乗せ、約150メートル移動して、4月の満開のツツジと旧東京医学校本館を背景に入れ撮りました。この状況で撮りたいと何度もチャレンジした苦労の後の成果です。
撮影場所:東京都 4月

フトオアゲハの吸水   撮影:橋爪善博

フトオアゲハがわずかに棲息する台湾・鳩乃澤温泉の5月は通常梅雨の真っ最中なのでなかなか吸水場面に出くわすことはないのだが、2017年は珍しく晴天が続き今年初めてフトオアゲハを間近で撮影した人は日本人だけではなく台湾人にも多かったそうである。朝10時頃谿間に吸水に現れ5分ほどで飛び去って行った
撮影場所:台湾宜蘭縣 5月

コヒョウモンモドキとウラギンヒョウモンの飛翔
                 撮影:吉田正樹

止まっているコヒョウモンモドキをめがけて飛んできたコヒョウモンモドキの後方にウラギンヒョウモンまで飛んできた予想外のシーンを偶然撮影できました。
撮影場所:長野県 6月

ミャンマーで見つけたツマジロベニチラシ
               撮影:伊藤啓司

ミャンマーで蝶の写真を撮影していると、薄暗い場所でマダラチョウ?らしき影が、いや、マダラガでした。
撮影場所:ミャンマー チン州 10月

命をつなぐクロシジミ 撮影:上手進一

疎林の陽だまりで交尾中のクロシジミ。個体数が減少していく中、貴重なショット。すぐにでも絶滅していく運命にあり、採集者のモラルに頼るしかないのか!!
撮影場所:広島県 7月

未来への証言:ウスイロヒョウモンモドキ   
             撮影:永井 信

青空を背に、ウスイロヒョウモンモドキが舞う草原の朝は気持ちいい。風の音、木々の詩、草々の香りの中に身をひそめ、戯れるようにオカトラノオの蕾から離れないその振る舞いをカメラに収め続けた。未来を語る証言となるのだろうか。
撮影場所:岡山県 7月

微笑むチャマダラセセリ 撮影:伊豫田忠人

2日前にチャマダラセセリの探索に失敗した茨城・福島の県境を再訪。やっと出会えたチャマダラセセリが微笑んでくれたように見えた
撮影場所:福島県 5月

舞い上がれシルビアシジミ   撮影:高崎 明

関東のシルビアシジミは各地に生息していたそうですが、今は栃木県や千葉県の一部の場所で細々と生き残っているだけのようです。何とか生き延びるだけでなく、各地に広がってこの個体のように舞い上がって欲しいものです。
撮影場所:栃木県 9月

虹色のクロツバメシジミ 撮影:板野 隆

食草のツメレンゲが生える岩場に住む可憐な蝶。翅表は黒色という控えめな容姿だが、鮮度・角度・光線の条件によってはこのように虹色に輝くことがある。このような好条件が揃うことは滅多にない。まるで蝶の女神が微笑んだような神々しい輝きだった。
撮影場所:兵庫県 9月

タイツリオウギとアサマシジミ   撮影:村田文彦

昔、上高地でもタイツリオウギの花で吸蜜する沢山のヒメシジミの中に高地性アサマシジミが観られましたが今では殆ど観られなくなってしまいました。この場所でもヒメシジミがとても多くその中に観られる数少ないアサマシジミの美しさに魅了されました。漢方薬の黄耆はタイツリオウギの根から作られます。
撮影場所:富山県 7月

草原のクロシジミ 撮影:村上和優

今年も妙高でクロシジミに出会う事ができました。生息している草地はほんの数メートルで草地が減少しており今後が心配されます。今年も無事に出会えたことに感謝です。
撮影場所:新潟県 7月

  残雪に溶け込むクモマツマキチョウ   
            撮影:吉埜孝広

ふらふらと飛んできた♀のクモマツマキチョウが、こごみの上に止まった。気がつけば絶好の背景。イチデジは長いレンズだったので、咄嗟にコンデジに切り替えて撮影しました。
撮影場所:新潟県 7月

コヒョウモンモドキの復活 撮影:向川靖彦

暫く見られなかったコヒョウモンモドキ。昨年から復活し、今年もヒョウモンチョウとの元気な吸蜜姿を確認。嬉しいことに、クガイソウ等の食草類もニッコウキスゲ同様、鹿の食害から守る電気柵の恩恵を受けているようだ。
撮影場所:長野県 7月上旬

クジャクチョウとイチモンジセセリとハナアブ 
               撮影:伊勢利希

この数年、低山地帯から姿を消していたクジャクチョウが、今年になってやっと復活してきた。イチモンジセセリも大発生で、イタドリの花に沢山訪れていた。クジャクチョウとイチモンジセセリのツーショットを狙っているところへ、タイミングよくハナアブも飛んできた。
撮影場所:宮城県 9月

ミヤマアキノキリンソウとベニヒカゲ 
          撮影:小笠原和博

8月の天候不順で、ベニヒカゲの発生を心配しましたが、元気に飛ぶ様子を見て、シャッター速度1600で撮影しました。他の昆虫も一緒に写っていて、動きのある絵になったと思います。
撮影場所:山形県 8月

アカエリトリバネアゲハの求愛行動 
           撮影:足立幸子

動物園の片隅に突然現れたアカエリトリバネアゲハ♀・・・あまりの大きさにワクワクドキドキ。2頭の♂も登場し手が震えました。焦る気持ちを抑え撮影。仲良く遊んでいるようにも見えました。
撮影場所:ボルネオ 8月

トラフシジミ・夏型のブルー   撮影:永田正人

トラフシジミの開翅を撮影するために、白金の森に通い詰めて7年。やっと、この夏型独特の濃いブルーを撮影できた。年に2~3回、トラフシジミが樹上から舞い降りて次々と開翅する日がある。しかし、残念なことに、いつも飛び古した個体ばかり。その中で、この個体は飛んでいる時もひときわ輝いていた。
撮影場所:東京都 6月

秋は 淡く優しく   撮影:木村藤香

東京でこの蝶が見られると 季節は秋・・・ 敏捷に飛ぶ蝶ですが花上にて醸し出す印象はどこか優しく 儚げ。そんなことを考えていたら・・・ でも、こんなタッチもこの子だからこそ、お似合いかもしれませんね。ウラナミシジミ
撮影場所:東京都 10月

ミドリシジミと綺麗な風   撮影:菊地 徹

風の少し強い朝、前足を葉のふちにかけてミドリシジミが日を浴びていました。ファインダーを覗くと早い動作で口吻(ストロー)を葉のふちに掛けたり、引っ込めたりして上手にバランスをとっている様子が見られました。連写して運良く撮れた一枚。
撮影場所:東京都 6月

ヒメヒカゲ 草色に翅映えて   撮影:宮下耕一

毎年このチョウが発生するのを楽しみにして撮影に出かけている。こんなにも美しく優しい蛇の目紋が、果たして擬態に役立っているのだろうかと思いながら向き合った。初夏の香りがヒメヒカゲを包み込んだ。
撮影場所:愛知県 5月