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★                Nature News  No.17 (1999/06/05発行)               ☆

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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇CONTENTS(目次)◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◇  ■はじめに                                                        ◇

◇  ■ひとりごと:学校で学ぶということ  その4                        ◇

◇  ■協力者募集                                                      ◇

◇  ■イベント紹介:日本鱗翅学会近畿支部例会(6月6日)  ほか          ◇

◇  ■新連載  パンパの鳥たち(9) 高木一夫                            ◇

◇  ■雑記蝶 (17):ウラクロシジミ                                   ◇

◇  ■新刊紹介                                                        ◇

◇  ■くりえいとPEN:更新情報                                      ◇

◇  ■お知らせ                                                        ◇

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●Nature Newsは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』で発行さ

  れているメールマガジンに読者登録された方へ送付されます。

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■はじめに

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○Nature News は、読者のみなさんから寄せられたネーチャー関連の情報をお届

けする電子メールマガジンです。  (^^)/



○動物・鳥・昆虫・植物・花などの季節の情報、ネーチャー関連の本やホームペ

ージなどの紹介などのほか、エッセイなども掲載します。



○皆さまからの、情報提供、ご投稿をお待ちしています。

                     ・・・なければ、自分で書くだけです。。ハイ  (^_^;



○掲載は無料ですが、内容によってはご希望に添えない場合もありますので、予

めご了承ください。  m(__)m



○なお、お寄せ頂いた情報等は、くりえいとPENのホームページ

      http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/  等で

紹介させていただく場合があります。



○バックナンバーは、次のHPでご覧になれます。

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■ひとりごと

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○学校で学ぶということ  その4



*  手を挙げなくなる子供たち



  先生が「これわかる人・・・」と言って「ハーイ」と元気な手が挙がるのは、

いつ頃まででしょう。たぶん、小学校まででしょうね。小学校でも、低学年の間

はみんな手を挙げていますが、だんだん挙がる手の数が減っていって、6年生に

なるとずいぶん手の数が減ってしまう。。。というのがふつうだろうと思います。

  中学生はどうかというと、1年生になったばかりの頃は、まだ「ハイ」と元気

な手を挙げる生徒がいたりしますが、2学期になるとその手も挙がらなくなるの

ではないでしょうか。

  高校生にもなると、先生が「これわかる人・・・」と生徒に意見を求めること

も、滅多になくなるのではないでしょうか。どうせ誰も手を挙げませんからね。

でもって、強引に誰かを指名して意見を言わせると、黙って何も言わない生徒が

多いのではないでしょうか。



  なぜ、言わないのかというと、多くの場合はわからないからではなく、「間違

えるのが嫌だ」とか、「変なことを言って、みんなに笑われると恥ずかしい」と

か、「いいかっこし。。。と思われるのが嫌だ」とか、そんな意見が返ってきま

す。こうなってしまうのは、前にもちょっと書きましたが、暗記中心でいつも1

つの正答があるかのようにやっている、現在の日本の教育システムの弊害だと思

います。でもね、「間違えたっていいじゃないの」「笑われたっていいじゃなの」

と思うんですけどね。

  そもそも、何のために学校へ行って勉強しているかというと、それはわからな

いことや知らないことがあるからで、最初はわからないのが当たり前ですよね。

それで、先生(や多くの生徒たち)が期待する「正答」から外れた「考え」を言

ったからといって、恥ずかしいなんて思う必要はないと思うんですが、多くの生

徒や(困ったことですが)時として先生も、そういう風にはなかなか思えないよ

うです。とぼけたことを言って、笑われたって、いいじゃないですか。本気で、

悪意をもって笑っている人なんかいないと思いますよ。

  もし、そんな奴がいたら、そいつの方がどうかしています。めいっぱい、笑っ

てやりましょう。



                                                      >>次号へ続く予定



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*             ◇◇  大学受験  生物論述対策  ◇◇                       *

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*       2,000年の入試に向けて、早めに対策を立てましょう。              *

*       受験のプロがお手伝いします。                                   *

*         今すぐ  http://japan-inter.net/edu/bio/  へ !!               *

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■協力者募集

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○ジャノメチョウ科のmt-DNAサンプル固定

  南西諸島や近隣諸国のジャノメチョウ類のサンプル固定に協力して下さるボラ

  ンテイアを募集しています。



○ルリタテハの卵

  ルリタテハの卵が 100卵ほど必要です。入手のお手伝いをして下さる方、また

  は卵を提供して下さる方を募集しています。



○京都府内の昆虫の採集データ

  京都府内の昆虫の採集データを提供してくださる方集しています。

  

  いずれも、詳細はNature News No.16をご覧ください。お問い合せは、

      藤井(e-mail:  pen@japan-inter.net)まで



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■イベント紹介

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○第118回  日本鱗翅学会近畿支部例会

  日  時:1999年6月6日(日)  13:00〜17:00

  会  場:大阪市立自然史博物館(南側通用門からお入りください。)

  交  通:地下鉄御堂筋線長居駅下車  徒歩10分



  一般の方(会員外)も参加できます。村田泰隆さんの講演では、アマゾンの蝶

  と生息地がたくさんのスライドで紹介されますので、ご来場をお待ちしていま

  す(車での来場はご遠慮ください)。詳しい内容はNature News No.16をご覧く

  ださい。



○第20回SSP展:自然の中の不思議を知る

[東京展のご案内]

  会  場:富士フォトサロン/東京

          〒104-0061  東京都中央区銀座5-1  数寄屋橋センタ2F

          TEL:03-3571-9411  会場TEL:03-3571-0309

  日  時:1999年6月11日(月)〜17日(木)  10:00〜20:00(最終日14:00迄)

  交  通:JR有楽町駅下車

  

  1966年に佐渡で撮影されたトキの写真(岩合徳光さん撮影)をはじめ、気象、

  地形、風景、動植物、水中、顕微鏡など、自然や科学の様々な写真 117点が皆

  様のお越しをお待ちしています。



○吉野魅惑体験フェステバル協賛イベント

  あなたもツチノコに会えるかも:ツチノコ共和国夏の旅 蛍の源平合戦



  主  催:ツチノコ共和国

  共  催:下北山スポ−ツ公園

  日  時:1999年6月12日(土)〜13日(日)

  宿泊場所:奈良県吉野郡下北山村池原  下北山スポーツ公園

            (キャンプ場コテージ・オートロッジほか)

  募集人員:50名

  会    費:大人13,000円、未成年8,000円、3歳未満の幼児は無料

  申し込み:奈良県吉野郡下北山村寺垣内  下北山村役場地域振興課

              e-mail: k_nozaki@d1.dion.ne.jp

                 TEL:07468-6-0016

                 FAX: 07468-6-0818

            なお、定員になり次第締め切ります。



○乗鞍自然保護センター観察会

  <小さな自然観察会>

    すももとレンゲツツジ   1999年6月13・27日(日)  午前中開催

  <クビワコウモリ観察会 >

    1999年6月26日(土)  午後から夕方開催



  問合せ:長野県乗鞍自然保護センター(0263-93-2045)



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■パンパの鳥たち  (9)                                      高木  一夫

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▽牧場の館付近の喬木・ヘッジロー



1.キンノジゴ(和名)

    Jilguero dorado(スペイン語)

    Saffron finch(英語)

    Sicalis flaveola(学名)



  我が国ではカワラヒワやヒワに相当する鳥で一年中家屋付近の樹木に止まり、

美しい声を張り上げている。個体差はあるが、雄は特に美しくスペイン語の語源

(黄金)通り太陽に当たったその姿は一瞬見とれてしまうほどである。

  春先には大群を作るが年中つがいで行動する。営巣は一定した場所ではなく、

その環境に応じて、樹の洞、屋根の隙間、セアカカマドドリの古巣などを使う場

合もある。

  このような小鳥の仲間では頭部に黒色部のあるクロズキンヒワなども普通に見

られる。



2.ゴシキヒワ(和名)

    Jilguero europeo(スペイン語)

    European goldfinch(英語)

    Carduelis carduelis(学名)



  顔面が赤、黄色白、黒の派手な作りで、はねにも濃い黄色のバンドがあり、ど

こにいても目立つ。栴檀の実などを好み、枝の先端で囀る。

  ヨーロッパからの移入種であり、最近日本でも輸入されて小鳥屋の店頭に並ん

でいる。日本でも野生化する可能性がある。



3.オニキバシリ(和名)

    Chinchero grande(スペイン語)

    Scimitar-billed Woodcreeper(英語)

    Lepidocolaptes angustirost(学名)



  日本のキバシリ類とは全く異なる大きさである。幹をつかんで上る姿はキツツ

キそのものであるが、長くて湾曲したくちばしは驚きに値する。元来樹の少ない

パンパでは昆虫の幼虫などを樹木から獲る機会は少ない。キツツキを含めてパン

パでは地面に降りて草の根などに付いている虫やミミズを主な餌としているのが

実態である。ジツツキ類と名前を変えた方がよいのではないかと思うほどである。



4.シロツグミの一種

    Zorzal colorado(スペイン語)

    Rufous bellied thrush(英語)

    Turudus rufiventris(学名)



  ツグミの仲間は世界中どこでも鳴き声の王様とされる。ウルグアイでもシロツ

グミ、クリイロツグミとも鳴く姿は見せないが、茂み全体から声が聞こえてくる

ような美声を聞かせてくれる。地面に降りて餌をあさる姿は平凡な小鳥である。



5.ツグミの一種 

    Zorzal mandioca(スペイン語)

    Creamy bellied thrush(英語)

    Turdus amaurochalinus(学名)



  日本のアカハラとよく似たツグミである。人をほとんど恐れないところもよく

似ている。



今回の説明に付属する写真

    1.キンノジコ                キンノジコ、クロズキンヒワ

    2.ゴシキヒワ                ゴシキヒワ

    3.オニキバシリ              オニキバシリ(2枚)

    4.シロツグミの一種          ツグミ

    5.ツグミの一種              ツグミ2



                                                          <次号へ続く>



                  ★★★  写真を見たい方へ  ★★★

                  

  この連載記事には写真がありますが、Nature News には添付はしていません。

写真をご覧になりたい方は、次のいずれかの方法を選択してご覧ください。なお、

画像の公開、発信はNature News の発行より若干遅れますのでご了承下さい。



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    れる場合は、上記のアドレス宛てにsubject を「画像配信中止希望」とした

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  ァイルが送られてきていない場合は、お手数ですがメールでお問い合わせくだ

  さい。



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■雑記蝶 (17)                                                藤井  恒

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○ウラクロシジミ

  6月に入り、近畿などもそろそろ梅雨入りしたようです。梅雨の季節は雨の日

が多いのですが、この季節はもっとも多くの種類の蝶がみられる季節でもありま

す。草原性のヒョウモンチョウ類やセセリチョウ類などもいろいろと発生します

が、中でも人気が高いのが以前も紹介した森の蝶ゼフィルス(ミドリシジミ類)

です。

  山地のゼフィルスが発生するのは6月下旬ころからですが、低地では5月下旬

くらいからゼフィルスが発生を始めていますので、関東や近畿の低地の里山では、

ウラゴマダラシジミやアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ

などが舞っていることでしょう。

  さて、今日紹介するウラクロシジミは、日本に25種類いるゼフィルスの中でも

ちょっと変わった趣のあるシジミチョウです。この蝶の幼虫の食樹は春一番に黄

色い花を咲かせるマンサクで、どちらかというと山地で多くみられる蝶ですが、

京都では大原あたりまで行くと、その姿を目にすることができます。♂の翅表は

真珠色(光沢のある白色)で裏面は黒っぽい色をしているので、ウラクロシジミ

という和名で呼ばれています。♀の翅表は黒地に青みがかった大きな灰色の紋が

ありますが、裏面は♂とほぼ同じです。♀はあまり飛び回りませんが、♂は夕刻

樹冠を活発に飛び回ります。夕日を浴びて、キラキラと白く光りながら飛ぶ姿は

なかなかきれいです。山地の渓流では、時として多数の個体が飛び回る様を見る

こともできますが、何度見ても感動します。

  先月末に京都府北部の久美浜町へ昆虫の調査に行きましたが、そこで今年初め

てウラクロシジミを見つけました。まだ羽化して間もない、きれいな個体でした。

北日本ならともかく、近畿の海岸線でウラクロシジミが見つかるとは思っていな

かったので、ちょっと驚きました。マンサクは結構あったので、そこで発生した

ものと思いますが、5月にウラクロシジミの成虫が出ていたのも驚きでしたが、

標高が低いので発生も早いのでしょう。

  大原あたりのウラクロシジミは6月中旬から下旬にかけて発生しますが、山地

(京都では花背など)では6月下旬から7月上旬が観察の適期です。この時期は、

他の昆虫もたくさん見られますので、一度出かけてみませんか?



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■新刊紹介

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○John Maynard Smith and Eors Szathamary 1999

  The origins of life: from the birth of life to the origin of language.

  Oxford Univ. Press, New York, USA.

  ISBN 0-19-850493-4

  180pp. 

  生命の誕生から言葉の誕生までの進化の過程を、総括的に考察しています。一

  般向けに、数式などを使わずにわかりやすく書かれていて読みやすい本です。

  ただし、多少の予備知識は必要です。あとは値段が高めなのが難点ですね(国

  内で買うと6000円弱)。



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■くりえいとPEN:更新情報

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○くりえいとPEN  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/

  チョウや昆虫、写真などの総合情報ページです。



○今日のひとこと  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/hitokoto000.htm

  その時々に体験したこと、思ったこと、お知らせなどを不定期に紹介していま

  す。

  

○アサギマダラ情報

  各地でアサギマダラが見られるようになり、産卵も観察されています。

  私もようやく初マーク  (^^)v

                        http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/asagi-net000.htm



○お勧めの本のページ  http://japan-inter.net/book/

  Nature Newsで紹介した本を中心に、★★★以上の本を紹介します。



○津軽昆虫同好会の紹介ページ。津昆関連の本の紹介ページもできました。

                                  http://japan-inter.net/insect/tsu-kon/



○ホームページの設置サービスを始めました。無料サービスもあります。

                               http://japan-inter.net/information000.htm



○子ども向けの質問コーナー「質問ひろば」    http://japan-inter.net/kids/

  ネーチャー関連の質問ができます。大人も利用できますよ。



                    >>>>>>>>>>>>見・に・来・て・ね   (^^)/



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■お知らせ

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○情報提供・ご投稿をお待ちしています。

  Nature News では、読者のみなさまからの情報提供やご投稿をお待ちしていま

す。ネイチャー関連の情報なら何でもOK・・・季節の生き物情報や新刊・CD

・パソコンソフト・ビデオの情報(宣伝)、素敵なネーチャー関連グッズの紹介

(宣伝)、ネーチャー関連のホームページの紹介(宣伝)、自然や環境について

のご意見など、何でもお寄せ下さい。

  なお、写真(画像)や音声も紹介されたい場合は、ホームページの方でご紹介

することも可能です。

  ただし、営業行為に該当するものは、ホームページへの掲載が有料となる場合

もありますので、ご相談ください。



○Nature News に掲載されている情報のご利用は、利用者の責任でお願いします。

  Nature News に掲載された情報を利用された結果、何らかの損害を被られても、

  くりえいとPENでは責任はとりませんので、予めご承知おき下さい。



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*        お問い合わせは ad@japan-inter.net までどうぞ。                *

*        広告について詳しくは、                                        *

*            http://japan-inter.net/nature-news/ad-mail.htm            *

*        をご覧ください。                                              *

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■編集後記

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○このところ、本業の仕事が忙しく、ちょっとバテ気味です。本誌の発行も遅れ

  気味になってきました。がんばらなくては。。。



○ 5月30日(日)は、先週に引き続き京都府北部へ昆虫の調査に行きました。丹

  後半島の久美浜町で見つけたウラクロシジミの話は「雑記蝶」に書きましたが、

  丹後町経ヶ岬(近畿最北端)ではたくさんのアゲハチョウ類、スミナガシ、ア

  オバセセリなどを見ることができました。また、ここで今年初めてアサギマダ

  ラを目撃し、その後、弥栄町と宮津市の山でアサギマダラ3♂にマーキングを

  して放蝶しました(息子と私で)。アサギマダラは、各地で見られるようにな

  り、マーキングもボチボチ始まっていますので、見かけたらマークの有無を是

  非確認して下さい。



○近畿や中国地方の山間部では、ササユリが咲き始めているようです。先日行っ

  た久美浜町でも、可憐な花を咲かせていました。そのほか、各地のハナショウ

  ブやアジサイなどもそろそろ見頃になって来ているようです。

  

○弥栄町の池で、たくさんのモリアオガエルの卵塊を見ました。モリアオガエル

  は珍しい種ではありませんが、あの卵塊はいつ見ても面白いですね。



○明日は、日本鱗翅学会の近畿支部例会があるので、フィールドへ出ることがで

  きませんが、村田泰隆さんのアマゾンの蝶のお話は、面白そうなので楽しみに

  しています。会員外でも参加できますので、お近くの方はどうぞ。



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=  電子メールマガジン  Nature News No.17 (1999/06/05  発行)          =

=  発  行:くりえいとPEN  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/          =

=  編  集:藤井  恒(Hisashi FUJII)                                   =

=                                                                      =

=   記事の転載を希望される場合は、下記までメールでお問い合せください。 =

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