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★                Nature News  No.26 (1999/08/15発行)               ☆

☆                                                                    ★

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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇CONTENTS(目次)◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◇  ■はじめに                                                        ◇

◇  ■ひとりごと:戦争は。。。                                        ◇

◇  ■協力者募集                                                      ◇

◇  ■イベント紹介: 東京昆虫写真同人写真展「東京の昆虫」ほか         ◇

◇  ■新連載  パンパの鳥たち(18) 高木一夫                           ◇

◇  ■雑記蝶 (26):生きている時がいちばん!                         ◇

◇  ■ホームページ紹介                                                ◇

◇  ■簡単にホームページを作りたい方へ                                ◇

◇  ■予告:ネーチャー関連ショップの情報ページ                        ◇

◇  ■くりえいとPEN:更新情報                                      ◇

◇  ■お知らせ                                                        ◇

◇  ■編集後記                                                        ◇

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●Nature Newsは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』で発行さ

  れているメールマガジンに読者登録された方へ送付されます。

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■はじめに

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○Nature News は、読者のみなさんから寄せられたネーチャー関連の情報をお届

けする電子メールマガジンです。  (^^)/



○動物・鳥・昆虫・植物・花などの季節の情報、ネーチャー関連の本やホームペ

ージなどの紹介などのほか、エッセイなども掲載します。



○皆さまからの、情報提供、ご投稿をお待ちしています。

                     ・・・なければ、自分で書くだけです。。ハイ  (^_^;



○掲載は無料ですが、内容によってはご希望に添えない場合もありますので、予

めご了承ください。  m(__)m



○なお、お寄せ頂いた情報等は、くりえいとPENのホームページ

      http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/  等で

紹介させていただく場合があります。



○バックナンバーは、次のHPでご覧になれます。

      http://japan-inter.net/nature-news/index.htm



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■ひとりごと

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○戦争は。。。

  私は戦後生まれですが、この時期は、どうしても戦争について考えてしまいま

す。私は広島の出身で、小、中、高と平和教育を受けてきたこともありますが、

身近に戦争の悲惨さを直接話聞かせてくれる人たちがいた影響も大きいと思いま

す。私の両親はどちらも東京や神奈川の出身なので、広島で被爆したわけではあ

りませんが、近所のおじさんやおばさんたちから、原爆の話、戦地の話、シベリ

アでの抑留生活の話、戦中戦後の生活などについて直接話を聞くことができまし

たし、被爆した人に直接ケロイドの跡を見せてもらったこともあります。私の両

親は戦時中は小学生や中学生でしたが、特に母は小学生時代に東京に住んでいた

ため、食糧が極端に不足して大変だったことや、空襲の話なども小さいころから

話聞かせてもらうことができました。

  そんなこともあって、小さい頃から戦争に関わる書籍やテレビ番組は、機会あ

るごとに読んだり、見たりしてきましたが、結局、戦争をして特をする人は(た

ぶん)誰もいないだろうというのが私の結論です。では、なぜ戦争が始まるか。

。。それは(たぶん)一部の人間の欲望や護身のためではないでしょうか?  で、

その戦争に巻き込まれてしまった民衆がいちばんバカを見る。。。という惨劇が

毎回繰り返されているのでしょう。戦争という愚かな行為をなくしたいと思う人

は数多いはずなのに、今なお世界各地で戦争が、殺戮が、虐殺が繰り返されてい

るこの現実。。。なんとも言えない悲しい気分になります。

  戦後、50年以上経過して、戦争の記憶が風化している。。。と心配する人も多

いようです。確かに、第二次世界大戦で日本がどこの国と戦争を行ったかすら知

らない若者がけっこういるといった話を聞くと、ちょっぴり心配にもなります。

でも、予備校や大学などの講義の合間に、時々悲惨な戦争の話をすると、生徒た

ちはたいてい「し〜ん」となって、真剣な眼差しで話を聞いてくれます。そうい

う話には興味はあるけれど、あまり聞く機会がないんじゃないかな。。。と、私

はそう思います。

  もしあなたが戦争体験をお持ちなら、戦争の現実を、是非、子供たち、若者た

ちに、教えて欲しいと思います。



**** P R ***************************************************************

*             ◇◇  大学受験  生物論述対策  ◇◇                       *

*                                                                      *

*       2,000年の入試に向けて、早めに対策を立てましょう。              *

*       受験のプロがお手伝いします。                                   *

*         今すぐ  http://japan-inter.net/edu/bio/  へ !!               *

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■協力者募集

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○ジャノメチョウ科のmt-DNAサンプル固定

  南西諸島や近隣諸国のジャノメチョウ類のサンプル固定に協力して下さるボラ

  ンテイアを募集しています。

  また、ヒメヒカゲ(各地)、ツマジロウラジャノメ(北海道、四国)、ウラジ

  ャノメ(東北、中国地方)、ウラナミジャノメ類(沖縄、八重山)などのサン

  プル(エタノールで固定した個体)も必要としています。



○ルリタテハの卵

  ルリタテハの卵が 100卵ほど必要です。入手のお手伝いをして下さる方、また

  は卵を提供して下さる方を募集しています。



○京都府内の昆虫の採集データ

  京都府内の昆虫の採集データを提供してくださる方集しています。

  

  いずれも、詳細はNature News No.16をご覧ください。お問い合せは、

      藤井(e-mail:  pen@japan-inter.net)まで



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■アサギマダラ情報

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○はじめに

  アサギマダラは大型のマダラチョウで、長距離移動をすることが知られていま

す。ここ20年ほど、アサギマダラの移動を調べるためのマーキング調査(標識放

逐調査)が行われています。

  リアルタイムの情報は、アサギネットのホームページ

    http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/asaginet000.htm

で公開していますが、もしご覧になれない場合は、下記のページからアサギネッ

トの掲示板などをご覧下さい。

    http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/index-bbs000.htm



今年は全体にアサギマダラが少な目でしたが、滋賀県比良山ではようやく増えて

きて、今はいっぱいいるそうです。



○北海道

  大島  一正さんからの情報では、その後もアサギマダラを求めて各地を歩かれ

  たそうですが、未だアサギマダラにはお目にかかれないとか。北海道でアサギ

  マダラを見かけたら、教えて下さい。



○長野県美ヶ原

  橋本肇さんの情報では、いったん増えたアサギマダラがまた見られなくなって

  いるそうです。でも、去年もいったんいなくなって、また増えたのでまだこれ

  からでしょう。

  美ヶ原自然保護センターでは 7月25日(日)から、アサギマダラの特別展が行

  われています。マーキングの指導もやっていますので、是非、お立ち寄りくだ

  さい。



○長野県伊那谷ほか

  橋本肇さんの情報では、8月12日の伊那谷ではアサギマダラの姿を見かけるこ

  とはできなかったとのこと。萱野高原や鹿嶺高原でやれたら、入笠山も近いの

  短距離移動をもっと出せないかと思ったりもしているそうです。入笠山でも何

  日かはマーキングもされているらしいとのこと。

  飯田方面でもマーキング会が下見と一般向けで2回はやるそうですし、毎週日

  曜にやって下さっている方がいるとのこと。

  結果が楽しみですね。



○愛知県知多半島

  窪田宣和さん(ML[asagi: 293])によれば、内海フォレストパークは知多乗合

  株式会社(知多バス)が経営することが決まり,毎年行われてきたアサギマダ

  ラ調査も継続されるそうです。 9月25日(土)には、窪田さんがアサギマダラ

  調査の話をするそうです。



○滋賀県・福井県境  栃ノ木峠

  8月7日午後、ちょっと立ち寄って見ました。ヒヨドリバナは満開をやや過ぎた

  ところ。天候は良かったですが、アサギマダラの姿はありませんでした。なお、

  栃ノ木峠から木の芽峠へ向かう道は、8月末まで通行止めになっています。



○滋賀県比良山びわ湖バレイ

  8月7日、8日はマーキング会が予定され、私も行っていましたが、熱帯低気圧

  の影響で山上の天候が最悪で、マーキング会は中止になってしまいました。

  しかし、8月10日から天候も回復して個体数も増え、金田忍さんからの情報で

  は、林久明さんが8月12日に112頭にマーキング、13日は金田さんが350頭にマ

  ーキングしたとのこと。また、8月14日にはマーキング会があり、午後雷雨に

  なったものの172頭にマーキングされたそうです。



○京都府京都市・美山町佐々里峠

  8月8日に行ってみました。アサギマダラは1頭目撃しましたが、捕獲できず。

  府道沿いにヒヨドリバナはありましたが、花の数が少なくあまりよい状態では

  ありませんでした。



○大阪府金剛山

  山本博子さんからの情報によればML[asagi 316]によれば、8月13日、大島新

  一郎さんが、29頭にマーキングしたそうです。



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■イベント紹介

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○東京昆虫写真同人写真展「東京の昆虫」

  日  時:1999年8月3日(火)〜8月22日(日)  9:00〜16:30

          (ただし月曜日は休館)

  会  場:新宿御苑アートギャラリー

        (新宿門横インフォーメーションセンター内)

          TEL  03-3350-0151

  入場料:無料



  昆虫写真家の海野和男さん、水上みさきさん、森上信夫さんの写真展です。

  講談社+α文庫「川辺の昆虫カメラ散歩」掲載の写真が見られるそうです。



○アサギマダラ・マーキング会(びわ湖バレイ)

  場  所:滋賀県志賀町びわ湖バレイ

  日  時:8月21日(土)、28日(土)  11:00〜12:00、14:00〜15:00

  集  合:開始時刻に打見山頂の展望台に集合すること

  参加費:無料

  持ち物:捕虫網、油性細書きマーカー、定規、弁当、水筒など

  交  通:びわ湖バレイへは、JR志賀駅からバスでゴンドラ乗り場へ行き(また

          は自家用車を利用)、ゴンドラで山上へ上がって下さい。

          打見山山頂展望台はゴンドラを下りてすぐです。



  アサギマダラを調べる会の金田忍さんがマーキングの指導をしてくださいます。

  8月10日からびわ湖バレイのアサギマダラは増えてきたそうで、現在、アサギ

  マダラは無数と言いたいほど沢山いるそうです。お近くの方は、是非、ご参加

  ください。

  なお、びわ湖バレイでは、ゴンドラ山麓駅で昆虫展、山上駅でクワガタ展も行

  われていますので、あわせてお楽しみ下さい。

  

○長野県美ヶ原自然保護センター  特別展・アサギマダラ展

  長野県美ヶ原自然保護センターでは、夏の高原を舞うチョウ、アサギマダラに

  ついての特別展を開催しています。アサギマダラは、夏の美ヶ原高原で普通に

  見られるチョウですが、秋になると姿を消し、その一部はなんと海を越えた南

  の島へ渡って行くものもいるという、とんでもない生態を持っているのです。

  この、美しく、不思議なチョウについて、どうぞ学んで下さい。



  期  間:1999年7月25日〜8月29日

  場  所:長野県美ヶ原自然保護センター

          (レクチャールーム及びメインホールの一部)

  観覧無料



  期間中ほぼ毎日マーキング調査を実施しています。希望者は同行見学もできる

  そうです。

  また、簡単なパンフレットとアサギマダラマーキングマニュアルの配布もされ

  ますので、是非、お立ち寄りください。



○大阪市立自然史博物館

    第26回特別展「海をわたった蝶と蛾−東アジアの鱗翅類−」

  日  時:1999年8月7日(土)〜10月11日(月・休日)

            9:30〜16:30(入館は16:00まで)

  休館日:月曜日(ただし、10月11日は開館)および9月30日

  会  場:大阪市立自然史博物館特別展示室(2階)

            大阪市東住吉区長居公園1-23(長居公園内)

            TEL  06-6697-6221

  交  通:地下鉄御堂筋線「長居」、JR阪和線「長居」、

          近鉄南大阪線「矢田」下車



  日本の蝶と蛾を東アジアのものと比較することで、日本の蝶蛾相の成立過程

  を考える展示ということです。アサギマダラの移動についての展示もあるそ

  うです。



○乗鞍自然保護センター観察会

  <クビワコウモリ観察会 >

    1999年8月21日(土) 午後から夕方開催



  問合せ:長野県乗鞍自然保護センター(0263-93-2045)



○キョウト・インセクトフェア  '99

  日  時:1999年8月29日(日)10:00〜16:00

  会  場:京都市中京区烏丸通六角下る

              カラスマ・プラザ21  8F

              TEL  075-241-6046

  交  通:阪急烏丸線、地下鉄四条駅下車  北へ200m

          地下鉄烏丸御池下車  南へ200m

  入場料:500円(中学生以下300円)

  

  主として昆虫標本等の即売が行われます。



○第1回  LSJ「チョウとガ」フォトコンテスト

  主    催:日本鱗翅学会

  応募資格:日本鱗翅学会会員

            ただし、大分県在住者は非会員でも応募できます。

            また、現在非会員の方も、新たに入会すれば応募できます。

            (入会金1000円、年会費9000円です。

                入会申込先等は、メールでお問い合わせ下さい。)

  募集作品:生物学的に面白いチョウやガの写真。未発表作品に限ります。 

            面白い場面をとらえた生態写真や顕微鏡写真などを期待します。 

  写    真:2L(またはキャビネ)サイズのプリントでご応募ください。 

            組写真やデジタルフォトも可ですが、プリントは必ず同じものを2

            枚ずつ用意し、それぞれの裏面に応募票を添付してください。1枚

            は審査用に、もう一枚は展示用(大会会場に展示予定)に使用しま

            す。応募作品は返却しません。 

            一人何点でも応募できますが、組写真は1作品4枚以内とします。

            入選作品については、後日原板(ポジ、ネガ等)をお借りします。

  応 募 料:1作品(組写真の場合1組)について1 000円とします。 

            応募料は郵便局で郵便為替を購入して、応募作品と共にお送りくだ

            さい。 

  応募期間:1999年8月1日〜9月30日(当日消印有効) 

  著作権等:応募作品の著作権・版権は撮影者(応募者)に帰属しますが、日本

            鱗翅学会の出版物・印刷物等には自由に使用できるものとします。 

  審 査 員:海野和男(委員長)・藤井  恒(副委員長)・今森光彦・松香宏隆

            山口  進・伊藤ふくお・渡辺康之・岸田泰則(やどりが編集委員長) 

     賞   :グランプリ1点(賞金3万円)・特選・入選・佳作・審査委員賞。 

            グランプリおよび特選については、審査委員会で選ばれた入選作品

            の中から、今年度の日本鱗翅学会大会(11月13日・14日、別府で開

            催)に参加した会員の投票により決定し、大会総会の際に発表、表

            彰する予定。 

            入賞作品は日本鱗翅学会大会会場に展示するほか、第2会誌「やど

            りが」などで紹介する予定です。 

  応募作品および応募料の送付方法: 

            書留郵便として、下記までお送りください。なお、送付中に写真が

            傷まないように厚紙  等を入れて写真を保護してください。また、

            応募料分の郵便為替を必ず同封して下さい。 

  送 付 先:〒617-0837  京都府長岡京市久貝2-7-29-309  藤井  恒方 

               LSJ「チョウとガ」フォトコンテスト実行委員会 

                  e-mail:pen@mvd.biglobe.ne.jp 

                  (お問い合わせもこちらへお願いします。) 



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■パンパの鳥たち  (18)                                      高木  一夫

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▽その他の鳥(つづき)



5.オリ−ブタイランチョウ(和名)

    Suiriri real(スペイン語)

    Tropical kingbird(英語)

    Tyrannus melancholicus



  キセキレイに似た動作で地面を歩き回り、飛び出してきた昆虫を主に餌として

いる。牛や羊の周りをいつも歩き回り、虫が飛びだしてくるのを期待している。

ブラジルには軍隊アリについて歩くアリドリの類が多いが、パンパでは家畜と共

生している鳥が多い。



6.カンムリシギダチョウ(和名)

    Martineta comun(スペイン語)

    Elegant Crested Tinamou(英語)

    Eudromia elegans(学名)



  大型のウズラという感じであるが首が長く遙かに大きい。人が近づくまでじっ

と身を潜めているので、突然足元から飛び立つことが多く、驚かされる。



7.アオムネヒメエメラルドハチドリ(和名)

    Picaflor comun(スペイン語)

    Glittering-bellied  emerald(英語)

    Chlorostilbon aureoventris(学名)



  ウルグアイで見られるごく一般的なハチドリである。このハチドリはなわばり

を持つらしく、密源となるアメリカデエゴの数本の木を一羽の鳥が確保し、他の

仲間が来ると鋭い音を出して威嚇する。この音は小鳥の声というよりは石をぶつ

けたような鋭い音で、どこから発するのか不明である。人をおそれることはない

が、昆虫のオオスカシバやホウジャクのように人の動きに反応して自分の位置を

変えるようである。羽は薄く、太陽にすかしてみると膜のように見える。光の当

たらない茂みの中で休んでいるときは地味な鶯色をしているのでなかなか気がつ

かないが、いったん太陽の下に飛び出すと色々の反射光を現す。一つの巣には通

常2個の卵を生むらしい。農家の庭先などに営巣が多いのは天敵から逃れるため

と云われている。



                                                          <次号へ続く>



                  ★★★  写真を見たい方へ  ★★★

                  

  この連載記事には写真がありますが、Nature News には添付はしていません。

写真をご覧になりたい方は、次のいずれかの方法を選択してご覧ください。なお、

画像の公開、発信はNature News の発行より若干遅れますのでご了承下さい。



  1)  ホームページを閲覧する

                      >>>http://japan-inter.net/nature-news/index.htm



  2)  画像ファイルを電子メールで受け取る

          nature-news@japan-inter.net

    宛てに、subject を「画像配信希望」としてメールを書いて申し込んでくだ

    さい。その際、バックナンバー分の画像も必要な方は、何号から必要かもお

    書きください。配信する画像の著作権は作者(または撮影者等)にあります

    ので、許可なく二次使用することはできません。また、画像の配信を中止さ

    れる場合は、上記のアドレス宛てにsubject を「画像配信中止希望」とした

    メールをお送りください。



  3)  画像ファイルを郵送で受け取る

    この場合はフロッピーデイスク1枚につき、\1,000(送料、税込み)の費用

    負担が必要です。詳しくは

          nature-news@japan-inter.net

    まで、メールでお問い合せください。



                        ★★★  お願い  ★★★

                        

  Nature News No.15 以降の画像配信が遅れていますが、今週末か来週はじめに

  は、配信する予定です。

  なお、メールでの画像配送を希望されたにも拘わらず、Nature News の画像フ

  ァイルが送られてきていない場合は、お手数ですがメールでお問い合わせくだ

  さい。



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■雑記蝶 (26)                                                藤井  恒

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○生きている時がいちばん!

  前号の雑記蝶でアオスジアゲハのことを書きましたが、読者のサムさんから、

次のようのお便りを頂きました。



   "夏のチョウは、やはりアオスジアゲハですね。強い太陽のもと、

    ヤブガラシで吸蜜しているアオスジアゲハは、とてもきれいですね。

    青い筋が、空の青と一緒になって、まぶしいくらいです。

    

    でも、展翅されたアオシジアゲハの、青色は、なんだかくすんでいて

    さびしげです。やはり、飛んでいるときが、一番きれいですね。"



飛んでいるときがいちばん綺麗というのには全く同感ですね。アオスジアゲハも

そうですが、標本箱の中ではただの地味なチョウにしか見えないヒョウモンチョ

ウ類やベニヒカゲなどのジャノメチョウ類なども、野外を生き生きと飛び回って

いるときは、とても綺麗です。

  もっとも、これはチョウに限ったことではなく、生き物はみんな生きている時

がいちばん美しいと思いますが。。。

  チョウをやっている人の中にも、チョウの写真を撮るようになって、死んだ標

本よりも生きているチョウの美しさに気づく人も多いようです。最近は、昆虫採

集はしたことはないけれど、チョウの生態写真は撮るという人も増えているよう

です。

  ただ、最初から写真だけで、採集をしたり標本を作ったりしたことがないと、

細かなチョウの名前の区別などができないこともあるので、チョウや他の昆虫な

どについて深く知るためには昆虫採集の経験も必要だと私は思います。



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■ホームページ紹介

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○備後のトンボ

  広島の備後地方のトンボ、「びんご昆虫談話会」のホームページがあります。

                    >>  http://www.hiroshima-cdas.or.jp/home/adachii/

  これからが楽しみなページです。



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■簡単にホームページを作りたい方へ

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○自然や生き物が好きな人たちとの交流のために、シムコミュニティー内に

      「Nature Web」  http://www.simcommunity.com/sc/nature

  というコミュニテイー(ホームページ)を作りました。

  コミュニテイーの会員になると、ご自分のホームページを無料で作ることがで

  きます。参加を希望される場合は、指示にしたがって、お好きなニックネーム

  (ID)とパスワードを打ちこんでください。(ただし、他の人が既に使って

  いるIDは利用できません)

  

  詳しくは  Nature No.21をご覧下さい。



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■予告:ネーチャー関連ショップの情報ページ

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○ネーチャー関連ショップの情報を集めたホームページの制作を企画しています。

  自薦・他薦を問わず、ネーチャー関連のグッズや書籍などを扱っているショッ

  プをご紹介ください。なお、ご紹介に当たっては下記のフォームに必要事項を

  ご記入の上、メールでお送り頂ければ幸いです。



  ショップ紹介フォーム

    ショップの名称:

    所在地:

    電話:

    FAX:

    e-mail:

    ホームページ:

    交通(アクセス):

    営業日時:

    営業形態:

    取扱品目:

    推薦理由:

  

    推薦者とショップとの関係:

    推薦者の氏名:

    推薦者の連絡先:



  推薦メールは  info@japan-inter.net  まで、お願いします。

  なお、ご紹介いただいても掲載をお断りする場合もあります。予めご了承下さ

  い。

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■くりえいとPEN:更新情報

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○くりえいとPEN  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/

  チョウや昆虫、写真などの総合情報ページです。



○今日のひとこと  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/hitokoto000.htm

  その時々に体験したこと、思ったこと、お知らせなどを不定期に紹介していま

  す。

  

○アサギマダラ情報

  アサギマダラもようやく増えてきました。今年はあなたもマーキング調査に参

  加してみませんか?    http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/asagi-net000.htm



○お勧めの本のページ  http://japan-inter.net/book/

  Nature Newsで紹介した本を中心に、★★★以上の本を紹介します。



○津軽昆虫同好会の紹介ページ。津昆関連の本の紹介ページもできました。

                                  http://japan-inter.net/insect/tsu-kon/



○ホームページの設置サービスを始めました。無料サービスもあります。

                               http://japan-inter.net/information000.htm



○子ども向けの質問コーナー「質問ひろば」    http://japan-inter.net/kids/

  ネーチャー関連の質問ができます。大人も利用できますよ。



○生き物情報  記録・談話室         http://japan-inter.net/insect/wbroom/

  動植物の面白い観察記録を書き残したり、みんなで議論などをするための簡易

  会議室を新たに設置しました。ご利用をお待ちしています。



                    >>>>>>>>>>>>見・に・来・て・ね   (^^)/



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■お知らせ

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○情報提供・ご投稿をお待ちしています。

  Nature News では、読者のみなさまからの情報提供やご投稿をお待ちしていま

す。ネイチャー関連の情報なら何でもOK・・・季節の生き物情報や新刊・CD

・パソコンソフト・ビデオの情報(宣伝)、素敵なネーチャー関連グッズの紹介

(宣伝)、ネーチャー関連のホームページの紹介(宣伝)、自然や環境について

のご意見など、何でもお寄せ下さい。

  なお、写真(画像)や音声も紹介されたい場合は、ホームページの方でご紹介

することも可能です。

  ただし、営業行為に該当するものは、ホームページへの掲載が有料となる場合

もありますので、ご相談ください。



○Nature News に掲載されている情報のご利用は、利用者の責任でお願いします。

  Nature News に掲載された情報を利用された結果、何らかの損害を被られても、

  くりえいとPENでは責任はとりませんので、予めご承知おき下さい。



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*        お問い合わせは ad@japan-inter.net までどうぞ。                *

*        広告について詳しくは、                                        *

*            http://japan-inter.net/nature-news/ad-mail.htm            *

*        をご覧ください。                                              *

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■編集後記

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○8月7日・8日は、滋賀県比良山で泊まり込みの夜間採集会とアサギマダラのマ

  ーキング会をする予定でしたが、なぜか比良山系の山頂付近だけ、強風、霧、

  低温という最悪の天候。。。7日は強風のためゴンドラがほぼ終日止まってい

  ましたが、山上のホテルに宿泊予約をしてあった私たちは、ゴンドラを動かし

  てもらい夕方山上へ行きました。山頂は時折風速20m以上になり、ゴンドラも

  時々止まりながらようやく山上へたどり着きましたが、風は強いわ、気温は低

  いわで、昆虫の夜間採集どころではありません。翌日も、同じ天候だったので、

  アサギマダラのマーキング会は早々に中止を決め、山を下りました。



○それでも何人かマーキング会に参加するために来られたので、その後、比良山

  の山麓(今森光彦さんの里山の舞台)の雑木林へ行き、クワガタムシやカブト

  ムシなどの採集と自然観察をしました。子供たちは、ちょっと物足りなかった

  ようですが、あの天候ではどうしようもありません。



○その後、私たちは京都市と美山町の境にある佐々里峠のブナ林へ。アサギマダ

  ラは1頭目撃で終わりましたが、ブナ林を散策するのは心地よいもの。涼しい

  風が吹き抜けるブナ林の中で、しばしの涼を楽しみました。



○昨日は、大雨による川の増水で、川の中州などでキャンプしていた人たちが取

  り残されたり、川に流されるという悲劇が起こりました。子供を含む多数の方

  々が行方不明になられたり、お亡くなりになられたりしました。お見舞いする

  と共に、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。



○上述して佐々里峠付近から流れ出る京都府の由良川でもキャンプに来ていた人

  たちが、川の増水で孤立して救助されましたが、大雨注意報や大雨警報が出て

  いる時は、川辺でのキャンプをしない、危ないかな。。。と少しでも思ったら、

  早めに避難したり、キャンプを中止する勇気を持ちたいものです。中州でのキ

  ャンプは論外ということを肝に銘じて欲しいものです。



○悲しい週末になりました。。。合掌。



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=  電子メールマガジン  Nature News No.26 (1999/08/15  発行)          =

=  発  行:くりえいとPEN  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/          =

=  編  集:藤井  恒(Hisashi FUJII)                                   =

=                                                                      =

=   記事の転載を希望される場合は、下記までメールでお問い合せください。 =

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