Japan Internet: 藤井 恒 ウェブサイト Biologist/Photographer Dr. Hisashi Fujii Website
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●藤井 恒 プロフィール Biologist and Photographer Dr. Hisashi Fujii Profile
広島県出身。弘前大学理学部生物学科卒業後、京都大学大学院理学研究科へ進学。京都大学博士(理学)。くりえいとPEN主宰。
中学卒業までは、中国山地の山村(旧吉和村)で育つ。幼少の頃から、生物が好きで、昆虫や植物などの調査や観察を行ったり、写真撮影を行う。
写真を本格的に始めたのは中学に入学した時からで、一眼レフカメラを使って、昆虫や植物、風景などの写真のほか、人物写真も多く撮影する。
中学3年の時に、広島虫の会、日本鱗翅学会、日本昆虫学会などに入会し、月刊むしなどの昆虫雑誌に投稿を始める。 広島県立広島国泰寺高等学校へ進学後も、定期的に地元に帰って昆虫の調査を行い、雑誌は投稿する。
弘前大学理学部生物学科に進学し、旧吉和村での調査報告書を出版。「広島県のチョウ」(中国新聞社)に中学・高校生の時に撮影した写真が多数、掲載される。
津軽昆虫同好会など、各地の昆虫同好会や研究会・学会に参加する。
(故)斉藤和夫先生の研究室で、主にモンシロチョウ属の系統進化を探るため、染色体やタンパク質、形態や生態の比較研究を行うため、北海道~九州、対馬など各地で調査を行う。また、その他のチョウの行動や生態についての研究も続け、ゼフィルス(ミドリシジミ族)の行動に関する報告なども行う。
京都大学大学院理学研究科に進学し、(故)日高敏隆先生の研究室で主にチョウの行動や生理に関する研究を行う。主な研究テーマは、ジャノメチョウ類などの配偶行動、ギフチョウ属の訪花行動、ジャノメチョウ類の生活史、モンシロチョウ属の系統進化、イチモンジセセリの移動等で、マレーシア・サバ州での学術調査にも参加する。
日高先生の監修で、海野和男さん、今森光彦さんと一緒に「フィールド図鑑チョウ」(東海大学出版会)を出したり、いろいろな昆虫関係の書籍の出版に関わったり、TVCM製作に参加したりする。
日本動物行動学会会計や日本鱗翅学会自然保護委員会幹事や評議員なども務め、大会やセミナー、シンポジウム等の企画・運営にも関わる。
その後、京都大学理学部動物学教室や京都大学理学部生態学研究センターの研修員を経て、京都大学博士(理学)となり、京都精華大学、京都学園大学、同志社女子大学、京都大学の非常勤講師として、また京都産業大学、同志社女子大学、大阪大谷大学、立命館大学でも派遣講師として講義を担当する。
現在は、京都学園大学(通年)、同志社女子大学(春学期)、京都大学(秋学期)の非常勤講師として、生物学関係の授業を担当しているほか、また、自然観察教室やイベント等の講師としての活動も行っている。
また、立命館高等学校、同志社中学校の非常勤講師を経て、現在は、代々木ゼミナールや理数研セミナーなどの講師として、受験指導を行っている。
大学受験生向けの受験参考書のほか、「高校生物が根本からわかる本」(中経出版)や「ブルーバックス 新しい高校生物の教科書」(講談社)なども出版している。
1996年にくりえいとPENのホームページを立ち上げてから、インターネットの活用にも取り組んでおり、アサギマダラの移動調査ネットワーク「アサギネット」を立ち上げるなど、さまざまなサイトの構築や運営に関わっている。
日本鱗翅学会自然保護委員会の副委員長・幹事として、環境省のレッドリストの改訂作業に関わったほか、京都府のレッドリストの作成にもチョウとトンボ担当の調査員として加わった。「日本チョウ類保全ネットワーク」の立ち上げにも参加し、NPO法人「日本チョウ類保全協会」設立時から代表理事を務めている。
写真関係では、日本科学写真協会(SSP)の理事や評議員などとして運営や活動に参加し、現在は評議員、広報委員、写真展委員を努めている。
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