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★                Nature News  No.22 (1999/07/12発行)               ☆

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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇CONTENTS(目次)◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◇  ■はじめに                                                        ◇

◇  ■ひとりごと:大学で学ぶということ  その7                        ◇

◇  ■協力者募集                                                      ◇

◇  ■イベント紹介:第20回SSP展・大阪展  ほか                         ◇

◇  ■新連載  パンパの鳥たち(14) 高木一夫                           ◇

◇  ■雑記蝶 (22):ウラジャノメ                                     ◇

◇  ■新刊紹介                                                        ◇

◇  ■簡単にホームページを作りたい方へ                                ◇

◇  ■くりえいとPEN:更新情報                                      ◇

◇  ■お知らせ                                                        ◇

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●Nature Newsは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』で発行さ

  れているメールマガジンに読者登録された方へ送付されます。

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■はじめに

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○Nature News は、読者のみなさんから寄せられたネーチャー関連の情報をお届

けする電子メールマガジンです。  (^^)/



○動物・鳥・昆虫・植物・花などの季節の情報、ネーチャー関連の本やホームペ

ージなどの紹介などのほか、エッセイなども掲載します。



○皆さまからの、情報提供、ご投稿をお待ちしています。

                     ・・・なければ、自分で書くだけです。。ハイ  (^_^;



○掲載は無料ですが、内容によってはご希望に添えない場合もありますので、予

めご了承ください。  m(__)m



○なお、お寄せ頂いた情報等は、くりえいとPENのホームページ

      http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/  等で

紹介させていただく場合があります。



○バックナンバーは、次のHPでご覧になれます。

      http://japan-inter.net/nature-news/index.htm



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■ひとりごと

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○学校で学ぶということ  その7



*高等教育機関ではなくなっていく大学

  このところマスコミが盛んに大学生の学力の低下を問題にした記事を掲載した

り、TVの特集番組を放映したりしています。特にTVで紹介される例は、極端

とも思われる内容で少々ショッキングでもあります。

  たとえば、物理が必要な学科に入学したにもかかわらず、高校で物理を履修し

ていないため、予備校の講師にわかりやすい(?)物理の授業を担当してもらっ

てフォローしているとか、中学レベルの英語が出来ないため、無料でマンツーマ

ン指導をしているといった光景を見て、「これが本当に大学か?」と思った方も

多いことでしょう。

  この学力低下の原因はいろいろあると思いますが、

    1.「ゆとりの教育」とやらの弊害で小・中・高校生の実質的な学習時間が、

        学校での授業時間だけでなく、家庭学習等の時間を含め減少したこと

    2.大学受験の科目が減少したことに伴って、大学受験に必要のない科目を

        高校で勉強しなくなったり、生徒が全く履修しなくてもよくなったこと

    3.受験人口が増加したバブル時代に、大学の新設や学部・学科の増設など

        が次々に行われ、受験生が減少に転じた今、受験生がえり好みをしなけ

        れば、あまり学力がなくても大学に入学することが可能になったこと

などが挙げられるでしょう。つまり、以前なら大学に入学できなかった学力でも

大学に行けるようになったのです。その結果、上述のように大学で中学や高校の

ような授業(講義)をやらざるを得ない状況に陥ってしまった大学が多いという

ことなのです。

  かくいう私も大学で非常勤講師として講義を担当していますが、毎年、講義の

内容を平易にしていかざるを得ないのが現状です。講義をする立場としては、自

分がイメージしている「大学レベル」の講義をしたいのは山々ですが、担当して

いるのが文化系の学生ということもあって、現実問題として「大学レベル」の講

義をやると大半の学生は理解できずに終わってしまいます。そのため、中学や高

校の授業よりもホンの少しだけ内部に立ち入った講義をやらざるを得ない状況に

あります。学生の中にはより高度な内容を期待して受講している人もいますので、

当然そういう学生は「つまらない」と思うことになり、非常に不本意ですが致し

方ありません。しかし、本当にやる気のある(できる)学生を切り捨てざるを得

ないというのは非常におかしな事で、このままでは日本の将来は暗い。。。と思

わざるを得ません。



  文部省はまた小・中・高等学校での学習内容を減らすことにしましたが、それ

がよい結果をもたらすとは、ちょっと信じられません。特に、数学や物理、語学

などの勉強は若いときにやるのがいちばんで、その授業数や授業内容を減らすな

ど、理解に苦しみます。ただし、私がいいたいのは、全ての生徒に同じ内容を学

習させよということではなく、学習を希望する生徒にはつっこんだ内容まで教育

が出来るシステムにすべきだということです。



**** P R ***************************************************************

*             ◇◇  大学受験  生物論述対策  ◇◇                       *

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*       2,000年の入試に向けて、早めに対策を立てましょう。              *

*       受験のプロがお手伝いします。                                   *

*         今すぐ  http://japan-inter.net/edu/bio/  へ !!               *

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■協力者募集

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○ジャノメチョウ科のmt-DNAサンプル固定

  南西諸島や近隣諸国のジャノメチョウ類のサンプル固定に協力して下さるボラ

  ンテイアを募集しています。

  また、ヒメヒカゲ(各地)、ツマジロウラジャノメ(北海道、四国)、ウラジ

  ャノメ(東北、中国地方)、ウラナミジャノメ類(沖縄、八重山)などのサン

  プル(エタノールで固定した個体)も必要としています。



○ルリタテハの卵

  ルリタテハの卵が 100卵ほど必要です。入手のお手伝いをして下さる方、また

  は卵を提供して下さる方を募集しています。



○京都府内の昆虫の採集データ

  京都府内の昆虫の採集データを提供してくださる方集しています。

  

  いずれも、詳細はNature News No.16をご覧ください。お問い合せは、

      藤井(e-mail:  pen@japan-inter.net)まで



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■イベント紹介

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○乗鞍自然保護センター観察会

  <クビワコウモリ観察会 >

    1999年7月24日(土)  午後から夕方開催



  問合せ:長野県乗鞍自然保護センター(0263-93-2045)



○千葉県いすみ環境と文化のさと「ハスの鑑賞会」



  蓮田では、 6月下旬からオオガハスを皮切りに22種類のハスの花が楽しめます。

      ハスの絵画・写真展の出展の募集(8月8日まで)

  などを実施するそうです。(入場無料)



  場  所:千葉県夷隅郡夷隅町万木2050

          千葉県いすみ環境と文化のさと

          TEL  0470-86-5251



○第20回SSP展:自然の中の不思議を知る

[大阪展のご案内]

  会  場:富士フォトサロン/大阪

          〒530-0001  大阪市北区梅田1-9-20  大阪マルビル3F

          TEL:06-6346-0222

  日  時:1999年7月16日(金)〜22日(木)  10:00〜18:00(最終日15:00迄)

            [7月21日(水)は休館です]

  交  通:JR大阪駅または駅、阪急・阪神・地下鉄御堂筋線梅田駅、

          地下鉄四つ橋線西梅田駅下車

  

  7月17日(土)午後には、SSP(日本自然科学写真協会)副会長で昆虫写真家の

  海野和男さんも来場される予定です。私(藤井)も会場でみなさまのお越しを

  お待ちしております。



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■パンパの鳥たち  (14)                                      高木  一夫

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▽牧場のタハマール(灌漑池)  前回からのつづき



5.ゴシキタイランチョウ(和名)

    Sietecolores de laguna(スペイン語)

    Many colored rush tyrant(英語)

    Tachuris rubrigastra(学名)



  湿地帯に生えているパピルスの間をせわしく飛び回り、水面すれすれで小さな

昆虫を捕食する。名前の通り赤、青、黄、緑、黒、白の 7色の羽毛を持つ非常に

小型の鳥である。日本でのムシクイ類(キクイタダキ)の大きさ。この鳥は湿原の

宝石と呼ばれ、ウルグアイでも著名であるが、小さいためと、動きが激しいため

実物を見る機会は少ない。

  ダーウインは 6月(初冬)にこの鳥をマルドナードで観察し、その美しさを称え

ている。留鳥であろうとの推測をしているが、ハドソンは 9月になると常に多数

現れることから渡り鳥であろうとしている。パピルスの間に巣を作る鳥にはこの

ほかにフンケイロという一回り大きい似た鳥がいる。



6.ナンベイレンカク(和名)

    Jacana(スペイン語)

    Wattled Jacana(英語)

    Jacana jacana(学名)



  水上歩行で有名な鳥である。長い足の指で小さな浮き草などに爪をかけて水上

を歩き、小型動物を捕らえる。幼鳥と成鳥の色が全く異なるのも特徴の一つであ

る。人が接近すると舞い上がった後に50〜100mの見事な滑空を見せる。羽の裏が

クリーム色で鮮やかに目に焼き付けられる。



7.イエミソサザイ(和名)

    Ratona comun(スペイン語)

    House wren(英語)

    Troglodytes aedon(学名)



  日本では人家付近からすっかり姿を消してしまったミソサザイであるが、ウル

グアイでは至る所に生息する。主として柳の生えているような湿地、農家の納屋

付近、排水路などである。繁殖期のこの鳥の縄張り争いは激しく、至る所でさえ

ずりと直接行動(追いかけ)が見られる。その声は鳴き声の王様であるツグミにも

負けないほどの見事さである。餌は主としてクモ類らしく、納屋の内部も丹念に

探す。

                                                          <次号へ続く>



                  ★★★  写真を見たい方へ  ★★★

                  

  この連載記事には写真がありますが、Nature News には添付はしていません。

写真をご覧になりたい方は、次のいずれかの方法を選択してご覧ください。なお、

画像の公開、発信はNature News の発行より若干遅れますのでご了承下さい。



  1)  ホームページを閲覧する

                      >>>http://japan-inter.net/nature-news/index.htm



  2)  画像ファイルを電子メールで受け取る

          nature-news@japan-inter.net

    宛てに、subject を「画像配信希望」としてメールを書いて申し込んでくだ

    さい。その際、バックナンバー分の画像も必要な方は、何号から必要かもお

    書きください。配信する画像の著作権は作者(または撮影者等)にあります

    ので、許可なく二次使用することはできません。また、画像の配信を中止さ

    れる場合は、上記のアドレス宛てにsubject を「画像配信中止希望」とした

    メールをお送りください。



  3)  画像ファイルを郵送で受け取る

    この場合はフロッピーデイスク1枚につき、\1,000(送料、税込み)の費用

    負担が必要です。詳しくは

          nature-news@japan-inter.net

    まで、メールでお問い合せください。



                        ★★★  お願い  ★★★

                        

  Nature News No.15 以降の画像配信が遅れていますが、今週末か来週はじめに

  は、配信する予定です。

  なお、メールでの画像配送を希望されたにも拘わらず、Nature News の画像フ

  ァイルが送られてきていない場合は、お手数ですがメールでお問い合わせくだ

  さい。



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■雑記蝶 (22)                                                藤井  恒

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○ウラジャノメ

  ウラジャノメは北海道と本州の一部に分布する中型のジャノメチョウです。北

海道と中部地方では比較的広く分布していますが、東北地方と中国地方では分布

は非常に局地的で、東北地方では宮城・山形県境の二口峠、中国地方では広島・

島根両県の一部に分布しています(岡山県後山にも古い記録がありますが、疑問

視する研究者が多いです)。

  幼虫で越冬し、成虫は年1回6月〜7月に発生します。私の出身地の広島県吉和

村やその周辺部では、いくつかの遺存的な産地が知られていますが、成虫が見ら

れるのは梅雨の季節の1〜2週間ほどなので、その姿にお目にかかるのは結構大

変です。北海道や中部地方などでは、比較的平坦な草原〜林縁の蝶とというイメ

ージが強い蝶ですが、東北の二口峠や広島の多くの産地では崖に棲む蝶で、採集

や撮影も簡単ではありません。広島県吉和村中津谷(標高約700m)などでは、崖

に局地的に群生するヒカゲスゲが食草で、成虫は6月中・下旬の晴れた日の午前

中に林冠や木漏れ日の差し込む林内をゆったりと飛び回ります。発生地はあちこ

ちにあるようですが、渓谷の崖なので新しい発生地を探し出すのもかなり困難で

す。一方、すぐ近くにある冠山の山頂付近(1,339m)の崖でも発生していますが、

こちらは7月下旬が発生期で、1ヶ月以上も違います。

  広島県戸河内町と島根県匹見町の県境付近にある恐羅漢山や旧羅漢山の山頂付

近にも分布していますが、こちらは山頂付近の草原を伴う林内で発生しており、

食草はニシノホンモンジスゲということです。標高は冠山と同じくらいですが、

ここでは成虫は6月下旬〜7月上旬に発生するとされています。先週、恐羅漢山へ

登ってみましたが、ウラジャノメは比較的新鮮な個体を1頭目撃できただけでし

た。以前は個体数も多かったようですが、最近はどうなんでしょう?



  最近は草原性の蝶が各地で減少しているので、広島のウラジャノメも注意して

見守りたいと思います。



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■新刊紹介

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○むさしの里山研究会(編) 1999

  里山のトンボ

  むさしの里山研究会,寄居町,埼玉。

  \2,800

  Nature News No.20で紹介した本が発行されました。なかなかよい写真集です。

  みなさんもトンボの世界を楽しんでください。

      寄居町にトンボ公園を作る会のホームページ

      http://www.c-5.ne.jp/~yori-tnb/

  の、会報のページをご参照の上、そちらに直接お申し込み下さい。



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■簡単にホームページを作りたい方へ

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○自然や生き物が好きな人たちとの交流のために、シムコミュニティー内に

      「Nature Web」  http://www.simcommunity.com/sc/nature

  というコミュニテイー(ホームページ)を作りました。

  コミュニテイーの会員になると、ご自分のホームページを無料で作ることがで

  きます。参加を希望される場合は、指示にしたがって、お好きなニックネーム

  (ID)とパスワードを打ちこんでください。(ただし、他の人が既に使って

  いるIDは利用できません)

  

  詳しくは  Nature No.21をご覧下さい。



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■くりえいとPEN:更新情報

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○くりえいとPEN  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/

  チョウや昆虫、写真などの総合情報ページです。



○今日のひとこと  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/hitokoto000.htm

  その時々に体験したこと、思ったこと、お知らせなどを不定期に紹介していま

  す。

  

○アサギマダラ情報

  もうすぐ7月。アサギマダラのマーキングシーズンに突入です。今年はあなた

  もマーキング調査に参加してみませんか?

                        http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/asagi-net000.htm



○お勧めの本のページ  http://japan-inter.net/book/

  Nature Newsで紹介した本を中心に、★★★以上の本を紹介します。



○津軽昆虫同好会の紹介ページ。津昆関連の本の紹介ページもできました。

                                  http://japan-inter.net/insect/tsu-kon/



○ホームページの設置サービスを始めました。無料サービスもあります。

                               http://japan-inter.net/information000.htm



○子ども向けの質問コーナー「質問ひろば」    http://japan-inter.net/kids/

  ネーチャー関連の質問ができます。大人も利用できますよ。



○生き物情報  記録・談話室         http://japan-inter.net/insect/wbroom/

  動植物の面白い観察記録を書き残したり、みんなで議論などをするための簡易

  会議室を新たに設置しました。ご利用をお待ちしています。



                    >>>>>>>>>>>>見・に・来・て・ね   (^^)/



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■お知らせ

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○情報提供・ご投稿をお待ちしています。

  Nature News では、読者のみなさまからの情報提供やご投稿をお待ちしていま

す。ネイチャー関連の情報なら何でもOK・・・季節の生き物情報や新刊・CD

・パソコンソフト・ビデオの情報(宣伝)、素敵なネーチャー関連グッズの紹介

(宣伝)、ネーチャー関連のホームページの紹介(宣伝)、自然や環境について

のご意見など、何でもお寄せ下さい。

  なお、写真(画像)や音声も紹介されたい場合は、ホームページの方でご紹介

することも可能です。

  ただし、営業行為に該当するものは、ホームページへの掲載が有料となる場合

もありますので、ご相談ください。



○Nature News に掲載されている情報のご利用は、利用者の責任でお願いします。

  Nature News に掲載された情報を利用された結果、何らかの損害を被られても、

  くりえいとPENでは責任はとりませんので、予めご承知おき下さい。



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*                     ◇◇  広告募集中!!  ◇◇                         *

*        お問い合わせは ad@japan-inter.net までどうぞ。                *

*        広告について詳しくは、                                        *

*            http://japan-inter.net/nature-news/ad-mail.htm            *

*        をご覧ください。                                              *

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■編集後記

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○そろそろ梅雨も終わりそうな感じですね。フィールドには夏の生き物がいっぱ

  い!  野に山に、川に海に。。。生き物を見つけに出かけましょう!



○7月4日、京都府宮津市の山中でツキノワグマの子供と遭遇。。。写真を撮る前

  に逃げられてしまいましたが、野外のクマに出会えてラッキーでした。なお、

  近くに母グマがいる可能性が高いので、深追いはしませんでした。



○7月9日、広島県戸河内町の恐羅漢山(標高1,346mですが広島県最高峰)へ登り

  ました。ウラジャノメという蝶が目的でしたが、1頭目撃したのみ。代わりに

  (?)アサギマダラ3頭に標識、放蝶しました。また、旧羅漢山へ向かう途中

  の鞍部でツキノワグマ(これは成獣)の足跡を発見。新しそうだったので、早

  々に退散しました。



○同日は、広島県芸北町で(たぶん)ムジナ、加計町でニホンザルも目撃しまし

  た。芸北町の八幡高原では湿原の花々が咲き始めていましたが、ここのヒョウ

  モンモドキもここ2年ほど確認されていないそうです。ヒメシジミやコキマダ

  ラセセリという蝶はたくさん飛んでいました。



○7月10日、朝、広島県芸北町の雲月山へ登りました。山頂付近ではオオミドリシ

  ジミがテリトリーを張って盛んに追飛していました。



○午後は鳥取県大山山麓〜岡山県蒜山山麓などを急ぎ足で回りました。蒜山山麓

  では、エゾミドリシジミがちょうど活動中で、あちこちで追飛をしていました。

  久しぶりに、エゾミドリシジミのよい写真が撮れました(たぶん)。



○更新情報にも書きましたが、新しく生き物の観察記録を書き込んだり、議論を

  行うための簡易会議室

        生き物情報  記録・談話室  http://japan-inter.net/insect/wbroom/

  を設置しました。みなさまのご利用をお待ちしています。



○あちこちへ出かけていたりしたため、発行が遅れてしまいました。次号はすぐ

  に発行する予定です。夏のイベント情報、お便りなど待ってます!



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=  電子メールマガジン  Nature News No.22 (1999/07/12  発行)          =

=  発  行:くりえいとPEN  http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/          =

=  編  集:藤井  恒(Hisashi FUJII)                                   =

=                                                                      =

=   記事の転載を希望される場合は、下記までメールでお問い合せください。 =

=         お問い合せは  メールで  info@japan-inter.net   まで。        =

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