以下の鳥類についての観察は精粗まちまちなので、誤った判断をしている場合があると思います。気の付いた人は是非情報を下さい。また、写真はすべて8mmビデオの映像をクリップしたものなので画質はあまり良くありません。もし興味のある方にはオリジナルのビデオ映像をCDROMにmpeg圧縮画像またはビデオにダビングとして提供することは可能です。
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ミナミオオセグロカモメ |
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ミナミオオセグロカモメ |
ミナミオオセグロカモメはウミネコの 2倍ほどもある巨大なカモメだ。海岸の護岸などに一列に並んでいる様は見事である。性質は荒々しく、餌を取り合って競う様子は壮絶ともいえる。漁船やフェリーの後を追ったり、畑でトラクターの後を追っているが、ウルグアイでの特別の集合地は牛や羊の屠殺場だろう。
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ミナミオオセグロカモメ |
ハゲタカのいないモンテビデオ周辺では完全にゴミ掃除屋の役割もしている。ラプラタ河に排出される都市下水の出口も格好の餌場で、いつも数十羽がたむろしている。
内陸部へ採餌のため朝早く集団で出かけるグループも多く、内陸 50〜100kmまでは日帰りをしているようだ。海鳥の仲間で数の多いのはユリカモメ、アジサシの仲間である。
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ウ |
海岸線付近にあるラグーナ(浅い半鹹水の湖)の砂洲に大群が見られることが あるが、日中は単独で行動している場合が多い。
ウルグアイの中央部のリオネグロ河にある発電所のダムの下には1000羽以上の群が常時いる。この群はダムから排出される水とともに浮き上がってくる魚を狙っているもので、水圧が急激に下がったため浮いてきた魚を追いかけている。
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マゼランペンギン |
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マゼランペンギン |
ウルグアイでは南極海流に乗ってラプラタ河口に現れ、魚を追っているうちに延縄や刺し網にかかるものが多い。愛玩用に飼育されているものも多い。延縄や、刺し網にはペンギンのほかにピンクのカワイルカも掛かる場合があり、川岸に打ち捨てられていることが多い。
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マゼランペンギン |
マゼランペンギンの群生地はアルゼンチンのバルデス半島が有名である。そこでの写真も参考に付け加えた。
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