TAKAO599企画展 写真ギャラリー 2019
クモマツマキチョウの訪花 撮影:佐藤伸一
クモマツマキチョウは可憐で美しい高山蝶で、幼虫の食草ミヤマハタザオなどに良く訪花します。偶然、ミヤマハタザオの花で吸蜜するためにストローを伸ばしながら、飛びつく瞬間の写真が撮影できました。
撮影場所:長野県 6月
マリンブルーに輝くハヤシミドリシジミ
撮影:岡本雅昭
早朝、下草に降りたハヤシミドリシジミが静かに翅を開く。その瞬間、眼を疑った。まるでモルフォのような深いブルーの輝き。羽化直後で、鱗粉がねていた為であろうか。ultramarinusの学名が伊達ではないことを証明しているようであった。
撮影場所:北海道 7月
幻のカバシタムクゲエダシャク交尾 撮影:西嶋信夫
2016年に約30年ぶりに発見されたフユシャク超レア種(絶滅危惧Ⅰ類)で雄は高速飛翔で通常撮れない種です。飼育処女雌フェロモンで野生雄をおびき寄せての撮影が現実的方法です。迫力あるシーンです。
撮影場所:栃木県 3月
迷蝶リュウキュウムラサキの子孫 撮影:村田文彦
8月中旬の台風の後、迷蝶が時々記録される場所に行ってみると2頭のリュウキュウムラサキを観察する事が出来た。1頭は傷んでいたがもう1頭は割と新鮮な雄であった。これらの個体は7月ぐらいに飛んで来た個体の子供だろうと思った。気温が高いので次の世代が見られるかもと期待して10月上旬に再訪してみたら裏面白帯の発達した個体に会うことが出来た。
撮影場所:愛知県 10月