新宿御苑企画展写真ギャラリー 2017
ベニシジミ(赤)・ギンイチモンジセセリ(白)
モンキチョウ(黄) 仲良く吸蜜 撮影:坪内美加
ギンイチモンジセセリに会いたくて春の川原を歩いていたら、モンキチョウとのツーショット吸蜜シーンに遭遇し、ひたすらシャッターを切り続けていたら、なんと、ベニシジミもフレームに入ってくれました。
撮影場所:東京都 4月
山頂のアサギマダラ 撮影:益永 葉
宮崎県にある標高1100メートルほどの山頂の8月。アゲハ、タテハ、シジミなどの多くのチョウたちが集まってきます。アサギマダラもその優美な姿で、山麓から山頂はるか高くまでを滑空するように沢山飛び交っていましたが、一頭に狙いを定めて撮影しました。
撮影場所:宮崎県 8月
ツマキチョウつがい「この指とまれ」撮影:神谷孝信
快晴の小石川植物園にて、ツマキチョウのつがいを指に乗せ、約150メートル移動して、4月の満開のツツジと旧東京医学校本館を背景に入れ撮りました。この状況で撮りたいと何度もチャレンジした苦労の後の成果です。
撮影場所:東京都 4月
虹色のクロツバメシジミ 撮影:板野 隆
食草のツメレンゲが生える岩場に住む可憐な蝶。翅表は黒色という控えめな容姿だが、鮮度・角度・光線の条件によってはこのように虹色に輝くことがある。このような好条件が揃うことは滅多にない。まるで蝶の女神が微笑んだような神々しい輝きだった。
撮影場所:兵庫県 9月
コヒョウモンモドキの復活 撮影:向川靖彦
暫く見られなかったコヒョウモンモドキ。昨年から復活し、今年もヒョウモンチョウとの元気な吸蜜姿を確認。嬉しいことに、クガイソウ等の食草類もニッコウキスゲ同様、鹿の食害から守る電気柵の恩恵を受けているようだ。
撮影場所:長野県 7月上旬
トラフシジミ・夏型のブルー 撮影:永田正人
トラフシジミの開翅を撮影するために、白金の森に通い詰めて7年。やっと、この夏型独特の濃いブルーを撮影できた。年に2~3回、トラフシジミが樹上から舞い降りて次々と開翅する日がある。しかし、残念なことに、いつも飛び古した個体ばかり。その中で、この個体は飛んでいる時もひときわ輝いていた。
撮影場所:東京都 6月