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モンシロチョウ

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和名:モンシロチョウ
- 学名:Artogeia rapae Linnaeus (または Pieris rapae Linnaeus)
分類:
科 Family シロチョウ科 Peiridae
- 族 Tribe シロチョウ族 Pierini
- 属 Genus モンシロチョウ属 Artogeia
- (注:オオモンシロチョウ属 Pieris に入れられることも多い)
- 種 Species モンシロチョウ Arotogeia rapae
- 亜種 Subspecies
- ssp. rapae Linnaeus 原名亜種(分布:ヨーロッパ、北米など)
- ssp. puseudorapae Verity 中東亜種(分布:イラク、シリアなど)
- ssp. crucivora 東アジア亜種(分布:日本、朝鮮、中国など)
日本国内の分布:
日本全土(一部の離島を除く)。南西諸島や小笠原には近年になって侵入した。
成虫の出現期:
春〜秋。
- 本州〜九州の低地ではだいたい3月末〜11月末まで。年5〜6回世代を繰り返す。北日本や高標高地などの寒冷地では発生回数が減る。北海道や青森などの低地ではだいたい4月〜10月まで見られ、年3〜4回世代を繰り返す。逆に九州南部の低地や南西諸島など冬も温暖な地域では、成虫の出現期が長くなり、年間の世代数も増加する傾向が見られる。
越冬態:
蛹。
- 一般に幼虫を短日条件で飼育すると休眠蛹となる。ただし、冬も温暖な地域では不休眠の幼虫で越冬する場合もあると考えられている。また、南西諸島などでは、ほぼ一年中成虫が見られ、はっきりした越冬態はないと考えられる。
幼虫の食餌(食草):
アブラナ科植物の葉、花、果実など。
キャベツやブロッコリーなどの蔬菜類の害虫として有名だが、イヌガラシなど野生のアブラナ科も利用する。
近縁種
- スジグロシロチョウ
- エゾスジグロシロチョウ
- オオモンシロチョウ
- タイワンモンシロチョウ
その他の類似種
- モンキチョウ 白色型♀
- ヒメシロチョウ
- ツマキチョウ
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