インターネット蝶類図鑑

ナガサキアゲハ


和名:ナガサキアゲハ


学名:Papilio memnon

分類:

科 Family アゲハチョウ科 Papilionidae
  亜科 アゲハチョウ亜科 Papilioninae
  族 Tribe
  属 Genus アゲハチョウ属 Papilio
  種 Species ナガサキアゲハ Papilio memnon
  亜種 Subspecies
    ssp. thunbergii von Siebold, 1824 日本産亜種
    ssp. heronus Fruhstorfer, 1902 台湾産亜種

日本国内の分布:

本州(近畿以西)、四国、九州、南西諸島、対馬。
  八重山諸島では、迷チョウではないかと考えられている。
  中国地方や近畿地方などでは、近年分布を拡大している。

成虫の出現期:

春〜秋。
  年3回程度発生。南西諸島では多化性。

越冬態:


  短日条件で飼育すると、休眠蛹となるが、
  長日条件下でも休眠蛹となるものもいる。

幼虫の食餌(食草):

  ミカン科のミカン類。

備考:

  南西諸島産の♀は奄美より沖縄、沖縄より八重山の方が白化する傾向がある。
  このような個体は、飛翔中白っぽく見え、
  オオゴマダラに擬態している可能性もある。
  鹿児島・宮崎両県や八重山諸島では、有尾型の♀が稀に採集される。


近縁種

モンキアゲハ

その他の類似種

シロオビアゲハ
クロアゲハ
オナガアゲハ
ジャコウアゲハ
カラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハ
ベニモンアゲハ
アゲハモドキ

  

    

   

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