塒(ねぐら)に戻ってくるコハクチョウを撮影していた時に
偶然、やって来たのが昨日アップしたナベヅルでした。
この場所はコハクチョウの塒になっているので
餌を食べに出かけていたコハクチョウたちが、
夕方になると次々に戻ってきます。
上の写真は「コオー、コオー」と鳴きながら飛んでいるコハクチョウで、
この個体は単独で塒に向かってまっすぐ飛んできた後、
下の写真のように旋回して着水しました。
夕陽が当たっているので、白い羽が黄色っぽくなっています。
ここからは遠くに伯耆大山を見ることができますが、
この日は山頂まで良く見えていて綺麗でした。
太陽が西の空に沈む直前になると、
赤い夕陽が白鳥の羽を黄色からオレンジ色に染めていき、
最後は下の写真のように赤く染めるようになります。
湖北のコハクチョウは、夕方は逆光で撮影することになるので、
空は赤く、白鳥は黒っぽく写ってしまいますが、
ここは順光でも撮影できるので、
赤い白鳥を撮影することができて良かったです。