四季桜と紅葉

四季桜は春と秋の2回咲くサクラで、
秋には紅葉と一緒に楽しむことができます。

春のサクラと異なり、少しずつ咲いていく感じなので
見頃の見極めが難しいのですが、
愛知県豊田市の四季桜が見頃になったようなので
撮影にしに行ってみました。

川見四季桜の里 撮影:藤井 恒

土日・祝日は大混雑するようなので、平日の朝に行きましたが
それでも駐車場が満車になり始めていましたので、
寄り道せずに。撮影にいちばん適していそうな川見へ直行しました。

紅葉と四季桜 撮影:藤井 恒

四季桜の花は白ぽく、ぽつぽつと咲いている感じなので、
桜林というより、遠目には白い梅林のような感じです。

四季桜だけだと印象が弱いので、
紅葉と一緒に撮影するのがいいですね。

四季桜 撮影:藤井 恒
紅葉と四季桜 撮影:藤井 恒

四季桜と紅葉の写真を撮影していたら、四季桜の上をハイタカが飛びました。


急いで望遠レンズを用意しましたが、タカは山の向こうに消えてしまい、
残念ながら、タカと四季桜が一緒に写っている写真は撮れませんでした。

コウノトリ

野生のコウノトリがほとんど見られなくなり、
野生復帰を目指して2005年、
兵庫県豊岡市でコウノトリの放鳥が始まりました。

今では兵庫県以外の場所でもコウノトリの姿が
見られるようになりましたが、
個体数が多いのはやはり豊岡市周辺です。

川で餌を採っていたコウノトリが
水浴びを始めたので邪魔しないように気をつけながら、
撮影してみました。

水浴びするコウノトリ 撮影:藤井 恒

水浴びは何度もしていたので動画でも撮影しました。

羽を乾かすコウノトリ 撮影:藤井 恒

水浴びの後は翼を広げて、羽を乾かし、

飛び立ったコウノトリ 撮影:藤井 恒

近くの田んぼに向かいました。

田んぼに降りるコウノトリ 撮影:藤井 恒
2羽で食事をするコウノトリ 撮影:藤井 恒

田んぼに降りると、
先に食事をしていたコウノトリと一緒に食事を始めました。
川ではあまり餌を捕れなかったようですが、
田んぼでは次々に餌を口に運んでいたので、
こちらの方が採餌効率は良さそうです。

部分月蝕(2021年11月19日)

11月19日は石川県に撮影に行っていましたが、
部分月蝕が観察できる日と重なってしまいました。

その後、車で帰宅する予定になっていたため、
日の入り後に見られる月蝕の撮影は諦めていました。

しかし、福井県内のSAで休憩後、
空を見ると赤銅色の月が。

慌てて、車からカメラを持ってきて、
最大蝕になる直前から月蝕が終わるまでを
途切れ途切れ写真と動画で撮影することができました。

事前に準備していなかったこともあり、
あまり綺麗に撮影できていませんが
ほぼ10分間隔で撮影した写真を並べてみました。

部分月蝕 撮影:藤井 恒

皆既月蝕ではありませんし、
月蝕の前半は時間の問題もあって撮影できませんでしたが、
ほぼ皆既月蝕に近い状態が長く続いたので
途中から三脚をセットして撮影できたのは良かったです。

最上段の写真は手持ち撮影でシャッター速度も遅いのですが、
カメラに助けてもらってなんとか撮影できました。

皆既月蝕はまた撮影機会があると思いますので、
いろんなタイミングが合えば、
事前に準備して撮影してみたいと思います。

湖東三山 西明寺

湖東三山の最後は西明寺です。

西明寺 三重塔と紅葉 撮影:藤井 恒

西明寺にも美しい三重塔があり、近くに綺麗なモミジもあります。

西明寺 三重塔と紅葉 撮影:藤井 恒

参拝者の方も多いため、人が写らないように撮影するとこんな感じの写真になってしまいます。

西明寺 黄色いモミジ 撮影:藤井 恒
西明寺 色とりどりのモミジ 撮影:藤井 恒

この日は紅葉はまだピーク前でしたが、
綠、黄色、赤と色とりどりのモミジもまた美しいと思います。

湖東三山 金剛輪寺

滋賀県の湖東三山の2番目は金剛輪寺です。

金剛輪寺 撮影:藤井 恒

上の写真は総門付近の紅葉です。

金剛輪寺の名勝庭園 撮影:藤井 恒

名勝庭園では大きなモミジを楽しむことができます。

金剛輪寺の池に写る紅葉 撮影:藤井 恒

庭園では、上の写真のように美しい紅葉が写った風景も見られます。

金剛輪寺三重塔 撮影:藤井 恒

三重塔や本殿の周辺でも綺麗な紅葉が見られます。

金剛輪寺 撮影:藤井 恒

湖東三山 百済寺

滋賀県の湖東三山も紅葉が綺麗なところです。
今年の写真ではありませんが、百済寺で撮影した写真をいくつか紹介します。

百済寺の紅葉 撮影:藤井 恒


撮影したのは11月中旬で紅葉はピークの少し前だったので、いろいろな色のモミジを楽しむことができました。

紅葉@百済寺 撮影:藤井 恒
色づき始めの紅葉@百済寺 撮影:藤井 恒

上の写真は紅葉が始まったばかりですが、下の写真は綺麗に紅葉しています。

綺麗な紅葉@百済寺 撮影:藤井 恒

今年はおそらく今頃、紅葉がピークになっていると思います。

チョウゲンボウ

奥琵琶湖で紅葉を撮影した後、対岸に移動しましたが、
山本山のオオワシはずっとねぐらで休んでいて
飛んでくれませんでした。

獲物を探すチョウゲンボウ 撮影:藤井 恒

当日はオオワシ狙いの人がたくさん来ていましたが、
オオワシの代わりに楽しませてくれたのがチョウゲンボウでした。

獲物を狙うチョウゲンボウ 撮影:藤井 恒

チョウゲンボウは小型のハヤブサの仲間ですが、
この日は麦畑にいる昆虫を何匹も狙って狩りをしてくれました。

飛び立ったチョウゲンボウ 撮影:藤井 恒

素早く飛ぶのでカメラで追うのはなかなか大変ですが、
慣れてくると結構フォーカスが合うようになります。

昆虫を捕まえて飛びたつチョウゲンボウ 撮影:藤井 恒

前日はよく晴れてオオワシもしっかり飛んで、よい写真がたくさんようです。

次にここを訪れる時は、オオワシが飛ぶ姿も撮影したいものです。

奥琵琶湖の紅葉

奥琵琶湖の紅葉も標高が高いところは終わっていますが、
標高が低めのところはまだこれから楽しめそうです。

伊吹山方面を望む 撮影:藤井 恒



曇り空でしたが、晴れていると逆光でうまく撮影できない場合でも、
曇っているとかえって都合がよいということもあり、
綺麗に紅葉している場所を探して撮影してみました。

紅葉 撮影:藤井 恒

紅葉と風景をしっかり撮影した後は、下の写真に写っている対岸へ今年も渡って来たオオワシに逢いに行きました。

那谷寺へ

昨日は石川県小松市の那谷寺で撮影しました。写真はその一部です。

那谷寺 撮影:藤井 恒

養老元年(717年)に泰澄が創建したとされる那谷寺は、紅葉の名所としても知られています。
紅葉が見頃ということでお参りと撮影を兼ねて訪ねてみましたが、とてもよいお寺でした。

紅葉 撮影:撮影

ドウダンツツジやイチョウはやや盛りを過ぎていましたが、
モミジは紅葉が始まったばかりの木から散り始めの木までいろいろな葉がみられ、
変化を楽しみながら撮影することができました。

紅葉 撮影:藤井 恒

真っ赤に紅葉したモミジは少なかったので、まだ1週間くらいは楽しめそうでした。

三重塔 撮影:藤井 恒
楓月橋 撮影:藤井 恒

駐車場の近くには、コムラサキもたくさん実をつけていて綺麗でした。

コムラサキ 撮影:藤井 恒

他の季節にも、また訪ねてみたいと思います。

ニホンザル

撮影に出かけると、思いがけずいろいろな哺乳類に出会うことがあります。

ニホンザルは餌付けされている場所があったり、
最近、個体数が増えていることもあり、
野外で遭遇する機会が多い哺乳類のひとつです。

ニホンザルの群れ@神庭の滝 撮影:藤井 恒

先日訪れた岡山県の神庭の滝にも餌付けされたニホンザルがいました。
個人的にはニホンザルに餌付けをするのはどうかと思いますが、
ニホンザルの野外での研究は、餌付けして観察するところから始まったこともあり、
また猿を目当てに観光客がやってくるという面もあるので
そういう場所ではやむを得ないかなとも思っています。

上の写真は滝と一緒に餌を食べているニホンザルの群れを撮影してみたものですが、
滝の部分は太陽の光があたって非常に明るく、サルがいる場所は日陰でかなり暗かったため
大きな補正をしてなんとか見られるようにしたものです。
こういう写真は曇っている時に撮りたいですが、いつでも行ける訳ではないので仕方ありません。

ニホンザルの母子 撮影:藤井 恒

子供を連れた母ザルも結構いて、他のサルたちを警戒しながら、餌を食べていました。

ニホンザルの母子 撮影:藤井 恒


餌付けされていないニホンザルもあちこちで増えていて、
農作物を食い荒らす被害も出たりして問題になっています。


ニホンザル@滋賀県 撮影:藤井 恒

上の写真は餌付けされていないニホンザルなので、私を警戒していますが、
こちらがじっとしていれば、慌てて逃げることもありません。

ニホンザル@滋賀県 撮影:藤井 恒


悟られぬようにじっとしていれば、上のサルのようなリラックスした姿も見せてくれます。
ただ、ここは人里近くなので、人が近くに居ることに気づけば、慌てて逃げて行きます。

以前、奥志賀高原の山の中で出会ったニホンザルの群れでは、人と逢う機会も少ないからか、
私が急に動いたりしなければ、ニホンザルたちも何事もないかのように、
私のすぐそばで餌を探して食べていました。

お互いに警戒することもなく、自然体で時間を共有してると思える幸せなひとときでした。