ソリハシセイタカシギは稀な旅鳥または冬鳥とされていますが、
今シーズンはあちこちで飛来が確認されていて、
近畿地方でも滋賀県・兵庫県・和歌山県で見つかっています。
私も出会いたいと思いつつ、
野鳥は自分で見つけるようにしているのと、
自分で探しに行けるのが遅くなってしまったこともあり、
出会うことができないでいましたが、
三重県の海岸でようやく見つけることができました。
かなり遠くにいましたので、肉眼では白い点にしか見えませんでしたが、
遠くに3羽いるのを見つけて、証拠写真を撮影した後、
もう少し近くから見える場所へ移動してみました(下の写真)。
それでも距離がかなりあるのと、
この位置からだと3羽の配置が悪かったため、
非常に遠くなりますが、
元の場所に戻って見守ることにしました。
しかし、3羽ともほとんど寝ていて動きがないので、
他の鳥の撮影をしつつ、見守っていましたが、
夕方近くになって、ようやく羽繕いを始め、
水に入って餌も探し始めました。
そこで、動画撮影をしながら様子を見ていると、
羽を広げたりし始めました。
これは飛びそうだなと思い、カメラに手をかけた直後、
3羽が一斉に飛び立ちました。
動画撮影しかできなかったため、
飛翔写真は動画から切り出したものです。
そのため、画像が流れていますが、
途中までなんとか追い撮りができました。
少し飛んですぐに降りると思っていましたが、
そのまま飛び去ってしまったため、
鮮明な写真を撮影することは叶いませんでしたが、
それはまたの機会の楽しみとしたいと思います。