九州、有明海でもソリハシセイタカシギに出会えました。
干潟の鳥を見るには、満潮の前後が適しているのですが、
行くことができたのがかなり潮が引いてしまってからだったため、
多くの鳥がかなり沖に移動した後でした。
今シーズンは有明海にソリハシセイタカシギが12羽も来ているようなので、
歩いて探してみたところ、水が残っている場所で餌を食べている
ソリハシセイタカシギを見つけました。
逆光で距離もかなり離れていたため、私が確認できたのは7羽ほどで、
上の写真には手前に3羽、ぼけていますが後方に3羽の計6羽が写っています。
おそらく、もっと遠くの方に他の個体もいたのではないかと思います。
上の写真がいちばん近くに来たくらいの時のものですが、
1600mm相当で撮影した写真をかなりトリミングしています。
光条件も悪いので、不鮮明ですが撮影できただけでも良かったと思います。
採餌の様子は動画でも撮影してあり、その方がわかりやすいのですが、
頭を左右に大きく振りながら、反り返っているくちばしを泥の中に入れて餌を食べます。
一緒にツクシガモも採餌していましたが、
ツクシガモはくちばしの先端部を泥にほぼ入れたまま
くちばしを小刻みに動かしながら、
首を横にも振りつつ前進して食べていくので
採餌の方法の違いがよくわかって面白かったです。
他のシギ・チドリやカモメなども盛んに餌を食べていましたが、
こういう干潟の重要性も改めて認識することができました。
次はもっと条件がよい時に訪れてみたいと思います。