サツマシジミは主に紀伊半島南部、四国、九州などの暖地で見られるが
少しずつ分布を広げているようで京都府などでもたまに見かけることがある。
飛んでいる時はルリシジミと同じように見えるが、
オスの翅表はとても美しく、人気のある蝶の一つだ。
広島県では宮島が有名だが、私が育った西中国山地でもまれに見られ、
自宅の近くでも見ることができた。
初めてこの蝶を採集したのは小学生の時で、自宅から歩いて10分ほどのところで
シジミチョウをネットに入れるとこの美しい翅が見えて、ドキドキしたのをよく覚えている。
その後、写真撮影もするようになったが、止まっている時にはなかなか翅を開いてくれない。
だから、こんな風に綺麗な翅を撮影できるとうれしいのだ。